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ハルキ文庫

福も来た―パンとスープとネコ日和

本書は「パントスープとネコ日和」シリーズの第2弾にあたる一冊で。様々な食が出てくる一冊であり、なおかつ、料理とともに物語もつくられる。 もちろん本書の舞台は主人公が自ら開店させたレストランを舞台にして来客するお客とともに、どのようなエピソードがあるのか、そのことを取り上げている。 本書の中に「日々を丁寧に生きています」とあるように、つくりも丁寧であり、人間模様も丁寧に描かれている。そのためか、繊細 […]

働かないの―れんげ荘物語

タイトルを見るからにニートの小説なのかというと、実際にメディアで取り上げられるようなニートではなく、40代後半の女性であるという。そう考えると専業主婦かとイメージしてしまうがそうではなく、本当の意味で「働かない」ためニートである。そのような女性が本書のサブタイトルにもある「れんげ荘」で月10万円の生活を送っているのだという。 しかしその「れんげ荘」はどこにあると探してみたが、どこの都道府県なのか、 […]