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不幸

セイレーンの懺悔

ちょうど今日アップした24日はクリスマスイブ、その日の深夜にフジテレビ系列にて「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2022」が放送される。近年はコロナ禍の影響に伴い「寂しい話」とあったが、通常の時は「不幸な話」を題材にしている(とはいえ番組内では「寂しい話」でも「不幸」と多用しているのだとか)。クリスマスイブという良い日なのに「他人の不幸は蜜の味」と言うような話を聞くのはいかがかと思 […]

運転者 未来を変える過去からの使者

「何で私ばかり」と言うことは誰にでもあることだろう。かくいう私もそういったことを口にしたことは何度もある。それを口にしたときに自分自身にある罪悪感や空しさに襲われることもあった。 誰しもある「私ばかり」といった感情。それは必死に努力したにもかかわらず、思い通りの結果にならないなど「報われない」場面に遭遇することで起こることが多い。その「努力」は果たして報われるか、報われないかはここでの言及は避ける […]

なぜ他人の不幸は蜜の味なのか

「他人の不幸は密の味」 と言う言葉を読く聞く。昨年のクリスマスイブでも「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」があり、他人の不幸話をあたかもお笑いの如く見ると言うことがあった。それだけ不幸話が密の味の如く甘美で、なおかつ癖になるという。 本書はタイトルにある言葉のメカニズムについて、科学的な見地から紐解いている。 第一章「「隣の芝生は青い」を科学する」 本章のタイトルにあることわざだ […]

不幸は人生の財産

「不幸」は人を惨めにするような感じがするが、実際には不幸な体験は決してマイナスになるのかと言うとそうでは無い。むしろ「逆境」という意識を持って勉強をする、行動をする事によって不幸な出来事、体験そのものを人生の財産にしていく事が可能になる。 本書は長年作家生活を体験していく中で、感じたこと、考えたことについて取り上げている。 第1章「人生は運が半分、努力が半分」 全て努力をするだけで、上手く行くわけ […]

不幸な国の幸福論

「今の時代に希望はあるのか」 それは私に限らず、日本人全体に問うべき課題とも言えるものである。高度経済成長は「豊かになりたい」というただ一つの目的があって、実感できる成長を見出すことができたため「希望」を持つことができた、しかしバブルが崩壊し、誰もが目的そのものを失いつつ蟻、幸福や希望をも失ってしまっているように思えてならない。いや、むしろ「不幸」の種を蒔いているのは社会や国ではなく、私自身なので […]

だから、あんたは不幸やねん―見方を変えれば、人生は逆転する

人の「幸」「不幸」はそれぞれの価値観で決まる。その価値観の中で自分は「不幸」とへりくだる人も少なくない。 企業にしても少なくない。景気は上向きになっているご時世であるが、それでも倒産になる、ならずとも火の車状態になる様な状態になっている企業も少なくない。 本書は「企業再建屋」「人生立て直し屋」と呼ばれる経営コンサルタント・桂幹人が様々な人との出逢いを通じて、仕事とは何か、会社とは何か、経営とは何か […]

格差社会という不幸

シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖せよ」第4弾は昨今話題となった「格差社会」である。数年前からずっと「格差」という言葉が乱舞していたのだが、それがもっとも叫ばれたのが2007・8年頃、ちょうど小林多喜二の「蟹工船」が超訳版や漫画版として出てきたころである。 本書が出たのはもっとも叫ばれてから1・2年後、「リーマン・ショック」を発端とした急速な景気減速により、「派遣切り」や「貧困」が台頭してきた時代 […]