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中国

東シナ海 漁民たちの国境紛争

「東シナ海」は沖縄を含めた南西諸島とユーラシア大陸に挟まれている海であるが、この海においてはしばしば中国にて様々な問題が横たわっている。最も有名なものとしては「尖閣諸島問題」もある。また資源に関してのことについて「ガス田開発問題」もある。 また本書で紹介する漁業においても暗い影を落としている部分がある。本書では中国・日本・台湾・韓国と囲まれている東シナ海においてどのような問題を抱えているのかを取り […]

横丁の戦後史-東京五輪で消えゆく路地裏の記憶

新型コロナウイルス感染拡大の影響により居酒屋をはじめとした飲食店では倒産が相次いでいるのだが、何も飲食業界ばかりではなく、コロナによって対面販売が難しくなり、それらを中心としている業界は軒並み壊滅的な打撃を受けている。 ちょうどこの時期になると例年であれば「忘年会」シーズンであるのだが、昨年は完全に自粛となり、今年は第5波が去り、感染に落ち着きが見られているが、第6波の懸念と、元々あった忘年会への […]

事例でわかる 新・小売革命 中国発ニューリテールとは?

ここ最近では新型コロナウイルスの感染拡大もあり、小売業界もまた苦境に立たされている部分がある。特にマスクが枯渇している時にはある種の「地獄絵図」になることもあったという報道まであった。 その小売業界も様々な側面で変わっているのだが、本書は中国における小売業界の変化を取り上げている。そこでは新型コロナウイルスが発生する以前から、ニューリテール(新しい小売)を目指して、様々な変化を及ぼしてきた。 第1 […]

香港危機の700日 全記録

中国の中で最も有名な都市となるといくつかあるのだが、中でも香港は特別行政区として指定され、なおかつ1997年までは中国大陸でありながらイギリス統治下にあったことから中国とは異なる変化を遂げてきた。そのため中国のようで中国ではないような特色があり、一国二制度もあってそれが認められた状況だった。 しかしその状況も「2019年逃亡犯条例改正案」の法案提出と「香港国家安全維持法」の成立によって大きく変わっ […]

米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く

「日中貿易戦争」と呼ばれる貿易摩擦が現在もなお起こり続けている。元々の発端は前大統領である、ドナルド・トランプが米大統領選に立候補している中での期間中、中国に対しての貿易摩擦が起こっているといった主張を行ってからである。それから米中で会談は行っているものの、進展がなく、平行線の状態が続いている状況にある。 本書は今も続いている米中貿易戦争とは何か、そして米中を主軸とした他の国々はどのような状況に置 […]

TikTok 最強のSNSは中国から生まれる

「TikTok(ティックトック)」は2016年に中国で生まれ、2017年に中国以外でも利用できるようになったプラットフォームである。YouTubeよりも短く、手軽に映像を作成し、投稿できる手軽さと特殊効果も生み出すことができるヴァリエーションから日本では10~20代を中心に流行を見せるようになり、2018年には「流行語大賞」にノミネートされたほどである。 この「TikTok」はなぜ生まれ、そしてS […]

東アジア仏教史

仏教は東アジアにおいて生まれ、育っていったものである。もっとも仏教の歴史は2500年以上も前に釈迦(ゴータマ・シッダールタ)がインド北部で悟りを開き、開祖したことから始まる。釈迦が仏教を開き、インドや東アジアを通して伝播し、確立されていったのか、本書ではその歴史を紐解いている。 第一章「インド仏教とその伝播」 初期の仏教はインドで育ったことから「インド仏教」と呼ばれるものがものである。釈迦が入滅後 […]

ルポ デジタルチャイナ体験記

このところ、様々な所での技術革新は止まらない。その革新によって私たちの生活の変化も起こっており、また現在進行形で進化を続けている。もちろん進化の度合いは国によって異なっており、本書は中国におけるデジタル進化を取り上げているのだが、そこは日本以上に進化しているものだった。 第1章「潜入! アリババホテル」 本章で紹介されるホテルは2018年12月にオープンしたばかりである。しかもホテルマンはほとんど […]

科学者が消える―ノーベル賞が取れなくなる日本

日本では「科学大国」と呼ばれ、毎年のようにノーベル賞を受賞する国となっていったのだが、ここ最近では「科学大国」が崩壊し、ノーベル賞はおろか、科学者そのものが日本に消えるのではないか、といった風潮も出てきている。本書はその現状を取り上げている。 第1章「憧れだったノーベル賞」 ノーベル賞はダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言に従ってできた賞であり、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和 […]

ドラゴンスリーパー

決して藤波辰爾がドラゴンスリーパーという得意技を編み出すまでの事を描いているわけではない。 本書は刑事物であるのだが、元刑事と現刑事の捜査を描いている。しかもスケールは大きく、残酷な殺人事件の裏には中国という大きな存在があった。その中国を「龍」に見立てて、犯人を追っていき、静めると言うものである。 そう言うような感じであるのだが、実を言うと、本書の登場人物の中には伝説の刑事に「パイルドライバー」の […]