書評

ぐるり

人の生きる道も季節と同じように、ぐるりと巡る。それは人の出会い・別れもまた同じようなものなのかもしれない。その人との出会い・別れ、さらにはすれ違いなどの交錯がふんだんに盛り込まれている小説集の一冊である。短編集のようにも見えるのだが、短い作...
医学

人は、人を浴びて人になる

本書のタイトルが魅力的であり、なおかつ私も「その通り」と答えたくなる。その理由としては私自身が「書評家」となったのも、書評家としてこれからも続けていくきっかけも「人」との出会いによってであり、近年は離れているものの、人との縁が続いている所が...
国内

人はなぜ「いじめ」るのかーその病理とケアを考える

今こそそれほど報道されないのだが、かつては社会現象のごとく毎日のようにニュースにて取り上げられた「いじめ」その概念は、平成になるずっと前からあったが、それが社会問題になったのは平成に入ってからのことである。そもそも本書のタイトルにあるように...
医学

認知症の人とのおつきあい

もしも家族の人が認知症になったとしたら、あなたはどうしたら良いか。それに苦慮をする家族も多いことだろう。自分自身は一人暮らしだが、もし家族ができて、一緒に暮らすようになった時に、そのうちの一人が認知症を患ったことによって接し方を考えていく必...
書評

人にフェロモンはあるのだろうか?

「フェロモン」は辞書を引いてみると、 「動物の体内から分泌・放出され、同種の他の個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称」(「広辞苑 第六版」より) とある。動物でもフェロモンによる求愛行動を起こしたり、あるいは仲間を呼び寄せたりするこ...
書評

テ・鉄輪(かなわ)

本書のタイトルである「テ・鉄輪(かなわ)」は、物語の舞台であるカフェ「サロン・ド・テ・鉄輪」を略したものである。しかもそのカフェは「縁切りカフェ」と言うから奇妙としか言いようがない。カフェも奇妙であれば、カフェに来る人々も奇妙である。人も奇...
教育

人生を逆転する学校 情熱こそが人を動かす

角川書店 岸山様より献本御礼 実業家が学校をつくる例は、今となってはそれほど珍しくなくなってしまった。有名なものでは前ワタミ会長で、東京都知事に立候補をしている渡邉美樹氏の「学校法人郁文館夢学園」が有名である。学校を建てるだけではなく、「夜...
書評

なぜデパ地下には人が集まるのか

最近はあまり行かないのだが、デパ地下にはよく足を運んだ時期があった。特に北海道に住んでいた時期はほぼ毎日のように足を運び、大丸の地下やエスタ大食品街と言ったところで晩御飯を買ったほどである。東京に移り始めてからはデパートとはいってもバスで行...
人脈術

「アイデア」が生まれる人脈

これまでいくつか「人脈術」に関する本を読んできた。ある本は具体的な人脈形成を、またある本では人脈作りの楽しさを、ある本では戦略を、ある本ではプラットフォームを、と人脈形成にも人それぞれのやり方があるのだなと考える今日この頃である。 では本書...
人脈術

出逢いの大学

本書は人脈とは何なのか、そして千葉氏の人脈の築き方について伝授している。著者は地元の建設会社からリクルートに転職したという異色の経歴の持ち主。さらに「宴会」という豪快な趣味の持ち主である。 第1章「人脈について考えてみよう」 まずは「人脈」...
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