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修行

パン屋の仕事

日本人の主食は長らくご飯だったのだが、近年はパンを主食とする人も多い。もっともパンにも色々な種類があり、食パンからフランスパン、菓子パンから惣菜パンに至るまで様々である。実際にパン屋の方々はパン一つ一つにこだわりを持って、愛されるパンを作っていくようになる。本書は東京・世田谷にある「ベッカライ ブロードハイム」でのパンを中心に取り上げている。 第1章「味わい深いパンを作る」 パンは小麦粉や酵母から […]

情け深くあれ―戦国医生物語

医師(いし・くすし)の仕事はかねてから病気を治すことに特化した仕事である。そういった役割は今も昔も変わりない。 さて本書であるのだが、戦国時代における若い医師の物語である。その若い医師は元々武士だったのだが、ある「別れ」によって、医学中興の祖である人に弟子入りし、医術の修行を進めていく。もちろんその時は戦が激化の最中で、至るころで混乱を極めた。しかしその混乱の中で患者たち、そして師匠とふれあいの中 […]

プロの尼さん―落語家・まるこの仏道修行

本書で取り上げる落語家は「尼さんであり落語家である」方であるが、仏門に入った落語家は存命している落語家の中では三代目三遊亭円歌が挙げられる。そう考えると仏門に入った落語家はいないわけではないのだが、非常に珍しい。もっと言うと今でこそ女性の落語家は出てきているのだが、上方でも三代目桂あやめをはじめ数人しかおらず、こちらの面でも珍しい。 話を戻す。そもそも著者はなぜ落語家になり、それでいて仏門に入った […]

最後のイタコ

本書のタイトルを読むとイタコの文化が衰退しているように思えてならないが、本書はイタコとして最年少で活躍している女性の半生を振り返っている。そもそもイタコとは、 「日本の東北地方などで口寄せを行う巫女で巫の一種。 シャーマニズムに基づく信仰習俗上の職」(Wikipediaより) とある。よく青森の「恐山」が挙げられるのだが、そもそもなぜ彼女はイタコへの道を決心したのか、そしてイタコとしての生き方は何 […]

リーダーの修行ノート

明日香出版社 藤田様より献本御礼。 「名言集、および格言集は社会人にとって最高の宝である。もし前者を適宜の場合に会話の中に織り込み、後者を適切なときに記憶に呼び起こすならば」(ゲーテ「格言集」より) これはゲーテが名言や格言のことについて言った言葉である。おそらく本書にもそのことがいえるのかもしれない。本書はリーダー修行の中で出会った言葉をまとめているが、リーダーという立場でなくても本書に掲載され […]