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俳句

部活で俳句

俳句と言うと文化人などが行う産物のように見えながらも、今もなお様々な人に親しまれている。もっとも本書で取り上げている高校の部活でも俳句が扱われることがあり、毎年8月には愛媛県松山市にて「俳句甲子園」が行われるが、大会自体は新しく1998年から開催され、来年で20周年を迎えるという。 本書の著者は今でこそ行われておらず、俳句甲子園の審査員を務めている一方で、かつて高校で俳句を指導していた著者が部活で […]

「正月」のない歳時記

あけましておめでとうございます。 2014年「蔵前トラックⅢ」、及び「蔵前トラック アーカイブ」をよろしくお願い申し上げます。 さて最初の書評はこちらです。 「正月」にちなんで本書を取り上げてみるのだが、本書は近代における「季語」を取り入れることにある。その「季語」は俳句では重要な役割を持っているのだが、春夏秋冬、そして新年とどのような枠組みなのだろうか、本書は出版社である「木阿弥書店」の70周年 […]

やさしい古典案内

最近では「ビジネス書」をよく見かけ、当ブログでもビジネス書をよく取り上げる。しかし最近になって「貞観政要」などの古典にも目を向こうとしており、これから書評に関するシリーズを挙げているが、いずれも「古典」にフォーカスを当てている。 元々古典は読みにくい印象があったのだが、読めば読むほど、その作品についての深みを覚え、読んでいくうちに時が過ぎるのを忘れてしまう。まさにじっくり読むためであり、考え方とし […]

青春俳句講座 初桜

みなさんは「俳句」はどのようなイメージを持たれているのだろうか。 ・ある人は「古くさい」「ご年輩の方々の楽しみ」という考えを持つもの、 ・あるいは「おもしろい」「言葉遊びができる」 という人もいる。前者は偏見であり、後者はある意味合っている。たしかに季語を使って叙情的に5・7・5を綴っているだけに言葉をどのように合わせるか、という「遊び」にもなる。 それはさておき、本書は女子高生が「俳句」にのめり […]