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個人情報

情報銀行のすべて

情報は今となってはインターネットの普及によって濁流のごとく流れている。もっとも情報の中身は玉石混交であり、それをいかにして取捨選択を行っていくかが私たちの課題である。 「情報」と聞くとそうイメージしてしまうのだが、本書における「情報」はパーソナルデータ、つまりは「個人情報」を含めたその人に関する情報そのものを表している。しかもその情報に関して「情報銀行」なるものも出てきているという。情報銀行とパー […]

プライバシー保護入門―法制度と数理的基礎

プライバシー保護の話はよく聞くのだが、本書ができるきっかけとなったエピソードとして2013年の6月にJR東日本がSuicaの利用履歴を他社に個人情報削除をしたうえで転売することが公になった時、問題視する声が続出し、途絶えたという話があった(以下:Suica事件)。個人情報保護法上の処理を行ったものの、プライバシーに知らされる、再転売が行われるといった危険性について指摘されているのだが、そもそもビッ […]

ポスト・プライバシー

個人情報保護法が施行されて今年で5年目となる。ただこれが法制化される前も「プライバシー」というもので個人情報保護というのはあったのは事実である。上記が法制化されたのはP2Pソフトをはじめ、様々な手段による情報漏洩というのが起こっていることが背景の一つと言える。しかし何でもかんでも「個人情報保護」になると、昔からあった「地域性」というのが疎遠になってしまう、壊されてしまうのではないかという危惧が私に […]

個人情報「過」保護が日本を破壊する

今、プライバシーの権利にかかわる事件が急増している。しかしプライバシーの権利や個人情報保護法にとらわれすぎていて、社会全体が窒息しかねないと警鐘を鳴らしているのが本書である。情報保護に関する問題は何もコンピュータ情報流出に限ったことではなく、福知山線の脱線事故のときにも安否確認ができない状態となった。 これも個人情報保護法の弊害とも言われている。さらには阪神淡路大震災でも別の部分で理由があるものの […]