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再建

さんばん侍 利と仁

昨今では新型コロナウイルスにより企業の倒産や破綻、あるいはそれの危機に瀕する状況に陥るケースが頻発している。特にその危機から脱するために「再建」を行うことも少なくない。 所変わって本書はその「企業再建」を江戸時代において行ったという移植の一冊である。元々は町人で、親族も亡くなり、孤独の身になったが、藩の江戸屋敷に拾われ、養子となり、勘定方で働くようになったが、そこから幕府との「戦い」が起こり、巻き […]

五色の辻

近年は新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な業界にて苦境の状況が続いており、倒産や閉店も続いている。昨年は特に顕著であった一方で、今年は何とか落ち着きつつあると言った所なのかも知れない。 本書の舞台となる呉服問屋はコロナに限らずとも、呉服業界の苦境と同じように、厳しい状態が続いていた。そんな中で銀行マンでありつつ、企業再建に乗り出す大男が、京都の呉服問屋の再建に乗り出した。銀行マンというとカネ […]

キセキの軌跡 事業再生コンサルタントが切り拓いた会社存続の未来

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 日本には数百万もの株式会社が存在するのだが、うまく行っている会社もあれば、全くうまく行かず、倒産などの憂き目に遭うところも少なくない。特に新型コロナウイルスの感染拡大により、立ちゆかなくなり、倒産してしまう会社も少なくない。 本書は危機に瀕している会社を再生していくまでの道筋を6つの事例を物語にして表している。 第1章「社長の急死、そして株主もいなくなった […]

GO! GO! アリゲーターズ

本書の表紙を見るとワニのような形をしたバスに、野球のユニフォームを着た人がいる。草野球チームかと思いきや、実は異なり、地方球団であるという。華々しいプロ野球と言うよりは、「独立リーグ」と呼べるようなところの弱小球団であるという。その球団に人生に迷いそうになった人が拾われるようになった。 しかし本書の主人公は女性なので選手ではなく、球団の事務職員やマスコットなど、いわゆる「雑用」として裏から支えるこ […]

なぜ、あの店は生ビールが120円でも儲かるのか?

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 ここ最近は居酒屋に行くことが少なくなったのだが、仕事で外に出るときは居酒屋を通ることが度々ある。そのなかで閉店してしまうような居酒屋もけっこう見かけるようになった。好景気になってきているのだが、それが故なのかどうかはわからないものの、居酒屋業界も厳しい状況に立たされている。その状況の中で新しい発想もあれば、経営そのものを見直し、合理化などを行うことによって […]

だから、あんたは不幸やねん―見方を変えれば、人生は逆転する

人の「幸」「不幸」はそれぞれの価値観で決まる。その価値観の中で自分は「不幸」とへりくだる人も少なくない。 企業にしても少なくない。景気は上向きになっているご時世であるが、それでも倒産になる、ならずとも火の車状態になる様な状態になっている企業も少なくない。 本書は「企業再建屋」「人生立て直し屋」と呼ばれる経営コンサルタント・桂幹人が様々な人との出逢いを通じて、仕事とは何か、会社とは何か、経営とは何か […]