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写真

わたしの心のレンズ 現場の記憶を紡ぐ

今となっては「写真」は色々な所・もので撮ることができる。専用のカメラはもちろんのこと、スマートフォンなどでも行える。しかもその写真は個人で楽しむばかりで無く、InstagramなどのSNSサイトで、友人や不特定多数の人びとと共有することができる。 写真はそういった表現に使われるのだが、他にも様々な出来事を表す、あるいは現場における悲しさ、怒りなどもまた写真として表れることもある。本書は写真家として […]

世界はこうしてできている 美しい物理のしくみ

「物理」と言うと、学校の勉強で苦手な人も多いかも知れない。特に物理の授業となると様々な法則から方程式など、覚えることがおおくあり、そのことでおっくうになる人もいる。 しかし私たちのいる世界には「物理」によって成り立っている。たとえそれが自然であっても、人工のものであってもである。めくるめく物理の世界について自然と人工に分けて紹介している。 PART1「美しい自然現象の物理のしくみ」 川や海などあり […]

動物写真家という仕事

「写真家」や「カメラマン」といった職業がある。後者については報道や広告などに関して言われることが多く。前者は主に芸術の所を指すことが多い。 本書の著者は「動物写真家」であるが、世の中には数多くの動物がいる。その多くいる中で世界中の中から選りすぐりの写真を集め、動物写真家とはどのような仕事なのかを紹介している。 第1章「写真家を志して」 著者自身がどのように生まれ育ち、動物写真家を志して、その道に進 […]

見るだけで運が上がる 魔法の言葉 不思議な写真

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 本書はフォトブックであり、なおかつ運が上がる言葉を列挙した一冊である。 言葉というと、使い方、さらには種類によって、運気が上がったり、逆に下がったりすることがある。また写真についても、日常的なものから非日常的なものに至るまであり、観ることによって運気が変わることさえもある。 本書は「運気が上がる」言葉や写真を慎重に選びつつ、総合的な運気、人間関係、マインド […]

SNS時代の写真ルールとマナー

私自身TwitterやFacebookなどのSNSを使うことがあるのだが、最近はブログの連動以外ほとんど使わない。なぜ使わないのかというと、そもそも投稿する暇が亡くなったといいっても過言ではない。その過言ではないような状況であるがゆえに、写真を撮ったり、投稿したりするようなことは1年に1回あるかないかといったペースである。 私事はさておき、最近では「自撮り棒」も出てくるほど自撮りをする人が多く、人 […]

フォトグラフール

「フォトグラフ(写真)」と「フール」を合わせた造語が本書のタイトルとなっている。その中でも「フール」は直訳すると「馬鹿」と書くのだが、本書の内容からすると「嘘」と言う意味合いも持っている。「写真」と言うとありのままの姿を映し出すように見えるのだが、どうもその「嘘」と呼べるような姿も映し出してしまう。また写真には「コラ」、いわゆる「コラージュ」と言う「嘘」で塗り固めることができる。 そのことを考える […]

町の忘れもの

「町」には様々な風景を持っており、その風景は時代とともに変化をする。もちろん印象的な町並みも変化とともに、風化してしまい、ないがしろにされていってしまう。本書はその忘れ去られようとしている町並みについて本という媒体を使って残している。 第1章「失われたものたち」 一昔前、ごく当たり前に存在した「貸本屋」や「おみくじ機」「リヤカー」と言ったものがある。その一昔前の姿の写真と、それが失われた「今」の写 […]

ハッピーバースデイ3.11~あの日、被災地で生まれた子どもたちと家族の物語

あの震災から4年を迎えた。復興に向けて歩を進めてはいるものの、未だに傷跡は癒えていない。それだけにもどかしさも感じてしまう。 しかし、悲しみに満ちた震災の中で産声を上げた音がそこにはあった。 それは新たなる命の誕生の音である。 本書は震災前後に生まれた11人の子供の誕生エピソードについて、その前後に起こった震災を交えて紹介している。 もう二度と戻らない失われた命の中で、生まれた命は今もなお生き続け […]

絵はがき100年 近代日本のビジュアル・メディア

今年の4月1日より消費税が5%から8%に増税され、16年ぶりの消費税増税となる。それと同時に郵便料金も20年ぶりに値上げするなど、値上げラッシュが枚挙に暇が無い。ハガキや切手などが値上がりするのは個人的にも、仕事の関係上嫌な気分になってしまうのだが、景気を上昇させるため、あるいは福祉を充実するためには多少の犠牲も致し方がない部分もある。 さて、本書の話に移るのだが、ハガキの料金が値上げしたことと何 […]

鯨人

捕鯨問題というと、オーストラリアの反捕鯨の声が鋭くなった。それは今年の5月にオーストラリア首相にケビン・ラッドが再登板したことにある。日本では伝統的に調査捕鯨を行われており、刺身や加工食品などに使われており、需要はある。 捕鯨を行っている国は日本だけでは無く、ノルウェーもあれば、本書で取り上げるインドネシアもある。インドネシアの中でもレンバタ島と呼ばれる小さな島村では銛だけで鯨を仕留める捕鯨があり […]