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医者

70歳からの正しいわがまま

超高齢社会を迎えるものの、70歳になっても現役の人もいれば、もう老い先も短いという人もいます。特に現役・引退問わず70歳になってくると延長戦、と言うよりも人生の総決算という方が良いのかもしれません。 70歳から新たに始めると言うよりも、老い先短い中で最後の「わがまま」をしたい、という方も少なくありません。本書は医者でありながら、治療はせず、看取りを行う医者が多くの70歳以上の方々を見て、本当に「正 […]

薬剤師が知らない在宅医療の世界~在宅対応薬局はこれからが勝負

新型コロナウイルスの第7波が猛威を振るっている。多くの地域において医療現場が逼迫しており、悲鳴の声を挙げている。しかもこの時期は熱中症も多くなる季節であり、熱中症による搬送も出てきており、ダブルパンチで救急などもパンク状態にあるという。 その新型コロナウイルスに関して「自宅療養」や「宿泊療養」も進められているが、コロナ・熱中症に限らず「在宅医療」も行われている。本書は在宅医療の歴史と、現状などにつ […]

医者は患者の何をみているか―プロ診断医の思考

私自身、病院に行くことはあまりない。そのため医者の診断はどのようにやっていくのかはハッキリとわからない。しかし病気になった方々が医者にかかることはあるのだが、医者の立場からして、どのような診断を行っていくのかは少し興味深い。 さて、医者はどのように病気を診断し、治療に導くのか、本書は現役医師の立場から診断するまでのプロセスを明かしている。 第1章「診断とは」 なぜ「診断」をするのか、それは病気と原 […]

医学部

「医学部」と言うと、国公立の場合は難易度が高い、私学の場合は学費が高いといった印象が強い。とりわけ国公立の医学部は、花形の学部であり、人気は今もなお根強い。もっとも受験の中でも最大のハードルとしてある印象が強く、なおかつ医学部出身であることのブランドだけではなく、医者であることにより、収入が高く、安定するといった印象もある。 しかしながらここ最近の医学部は崩壊の一途を辿っている。医学部受験と行った […]

2代目歯科医こそ副業を始めなさい 副業で学ぶビジネスの仕組み!

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 昨年か一昨年あたりから「副業元年」と呼ばれるほど、副業解禁する企業も出てきている。新型コロナウイルスの影響により、仕事自体がなかなか入らず、副業する方々も出てきており、副業自体は活況とも言えるのだが、その一方で労働に関しての、副業とあわせての労働時間が増えていること、また困窮の改善にもならないといった声もある。 しかし副業自体は自分自身で決めて行うものであ […]

65歳医師がなぜ開業できるのか? 埼玉県は日本一の医療過疎地

「挑戦するのに年齢はいらない」と言う言葉があるのだが、挑戦するものによっては年齢制限のあるものもあるかもしれない。もしくは年齢制限こそはないものの、体力・精神面で若い内に行わなければならないようなものもあるため、実質的に「制限」があるのかもしれない。しかし本書は「開業医」であり、元々自治医科大学で勤務していたこともあり、その経験などもあるため「ゼロからのスタート」とは言えない。とはいえなぜ開業医を […]

人は、人を浴びて人になる

本書のタイトルが魅力的であり、なおかつ私も「その通り」と答えたくなる。その理由としては私自身が「書評家」となったのも、書評家としてこれからも続けていくきっかけも「人」との出会いによってであり、近年は離れているものの、人との縁が続いている所があり、今もなお続けられているのも「人」の縁のおかげもある。 人脈術でもいくつか書いたのだが、人は「ダイヤモンド」のようであると行ったことがある。これはダイアモン […]

これからのナースに実践してほしいこと

著者は昨年7月18日に逝去した。105歳という、大往生だった。 逝去するまで長らく現役医師を貫き、現代医療のあり方の道筋を示した開拓者でもあった。医療の場の中でも著者自身が提示・提案したものが数多くある。逝去してまもなく1年を迎えるのだが、その著者がナースなど医療を行う方々に対してどのようなメッセージを残したのか、著者自身にて綴ったのが本書である。 1章「ナースがプライマリ・ケアを担う時代がやって […]

ただ、ふらふらと―酔いどれドクター最後の日誌

医者にまつわる物語は色々とあるのだが、本書は船上ドクターの一冊である。1年の内半分が船の上にいるだけに「船酔い」もあれば、酒飲みだったこともあり、「酒酔い」と言った2つの「酔いどれ」といった要素がある。 しかし本書はフィクションと言った創作ではなく、著者自身がシップドクターとしての体験談を綴っている。そもそもシップドクターとはいったいどのような存在なのか、船の上での医療活動とは何か、さらにはその中 […]

激務に負けない名医の養生術 誰でもマネできる105の習慣

私自身仕事が「激務」になることがある。その激務の連続をどのようにして養生していくのか、私自身も課題としてある。そもそも20代は体力が有り余っていることから多少の無理はできるものの、30代に差し掛かってくると体力面で不安を覚える場面が色々と出てくる。その体力面の不安をどのようにして養生をすることで解消していくのか、本書は食・心を基軸に取り上げている。 第一章「心身を養う~運動編」 心身を養うために運 […]