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名著

シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書

歴史的な古典がビジネスに通用する要素は沢山あり、それをもとにビジネス、人生にどう活用していくのか、あるいは名著に関しての「解釈」について取り上げている本は数多くある。そこで本書である。本書はマキャヴェッリの名著として知られる「君主論」をリーダーやマネジメントにどのようにして活用していくのかを説いている。 第1部「なぜ今、君主論か」 元々マキャヴェッリの「君主論」は君主制における国の王、「君主」とし […]

メディア論の名著30

昨今では政治や社会に関してメディアがどっぷりと浸かることはよくある話だが、メディア自身で大衆に対し「印象操作」を行うような風潮がある。その操作を行うようなニュアンスの報道を行い、他のメディアにて批判を行うといったことも少なくなく、明らかな誤報であったにもかかわらず、謝罪ならまだしも訂正するようなメディアはめったにない。 本書の話に移るのだが、そのメディアに関して、考察などを行った海外の名著を紹介し […]

文学こそ最高の教養である

よく「教養」と言う言葉を目にする。「教養」とは辞書で見てみると、 「1.おしえそだてること。  2.社会人として必要な広い文化的な知識。また,それによって養われた品位。  3.単なる知識ではなく,人間がその素質を精神的・全人的に開化・発展させるために,学び養われる学問や芸術など」(「大辞林 第四版」より) とある。解釈によっては1.にもなり、2.にもなり、3.にもなるため、一概に「これだ」と言うこ […]

読書は格闘技

私自身読書は「一期一会」の出会いと思っている。しかしそういったことは私だけに限らずとも読書に対するとらえ方は人それぞれある。ちなみに本書の著者は「格闘技」なのだという。これも強ち間違いではなく、書き手の考えと読み手の考えの戦いであり、時には同調しながらも対立することがあるという表れでもある。もっとも私自身だったら自分自身の思想と正反対の本を読む際にはそのようなことが言えるのかもしれない。その「格闘 […]

明日使える世界のビジネス書をあらすじで読む

TOブックス様より献本御礼。 私自身仕事の性か、毎日のように本屋へ足を運ぶ。そこにいくと店の規模によるが、中型・大型の書店の場合は必ずと言っても良いほどビジネス書のコーナーがある。そのコーナーには国内外問わず、名著と言われているもの、ベストセラーと言われているものから、知る人ぞ知るものまで様々なビジネス書がある。ビジネス書と言っても実践をしなければ効果は発揮できないのだが、どのようなものを選べば良 […]

2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス

私は毎日のように本屋に行くのだが、行くたびに思うことが一つある。それはビジネス書が今でも活況を呈していることである。今日も新しいビジネス書が書棚に置かれているほどである。 著者は年間1000冊以上のビジネス書を読み、選りすぐりの本をブログやメルマガ、雑誌にて書評を行っている。これまで数千冊の本を読んできた著者が「名著」と呼べる様な本を100冊取り上げている。 しかもただ、取り上げているだけではない […]

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。 今から18年前に「失敗の本質」という本が刊行された。主に日本軍の「組織としての失敗」について、本質的に考察を行っており、「失敗の研究」の草分け的存在として「名著」と呼ばれるようになった。しかし、それを読んだ経営者の中には、それが「ビジネス」の場で役立つのか、という疑念を生じる人もいるのだという。 本書は最近話題となっている「超訳」という形で、ビジネスにも転用で […]

魔優

「松田優作」と「ファウスト」 まさに異色の組み合わせといっても過言ではない。元々著者は松田優作を心酔し、かつゲーテの「ファウスト」に衝撃を受け、この組み合わせを考案したのかもしれない。 松田優作の作品というと、私の中では「探偵物語」と「太陽にほえろ!」を想像してしまう。とりわけ後者は今にも語り継がれるほど有名な台詞も残っているほどである。 では本書ではどのように組み合わせられているのかというと、舞 […]

逆境を越えてゆく者へ

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 今から100年ほど前「武士道」という名著が出版され海外で話題となった。その人物は後に国際連盟の事務局次長を歴任した新渡戸稲造である。その人物が「自警録」「収容」という本を上梓していたことはご存じであろうか。恥ずかしながら私自身は、本書に出会うまで「武士道」しか知らなかった身である。 それはさておき、本書は逆境を越えていくこと、そして「逆境であること」の需要性 […]

大人のための日本の名著 必読書50

読書とはいいものである。ときには新しい学びを得ることができるだけではなく、読めば読むほど本の内容に対して自分がどう考えたのかという思考の塊になるのだから。特に名著はそれを何倍にも引き立たせてくれる。名著、日本の名著と言うと数多くあるが、本書はその中から選りすぐりの50冊をピックアップしている。しかも本書を通して一人前の自分に自立するためにどのような本を読めばいいのかというのを5つのカテゴリに分けて […]