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図書館

シリーズ「追憶~3.11、あれから10年~」―第3日「灯火~震災の絶望から立ち上がるための、復興の『光』~」

暗いニュースが報じられ続けてきましたが、復旧が行われ、やがて復興への道を進むことになりました。 「6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録」にあるように、震災の悲しみの中で被災地では、インフラがことごとく地震や津波によって軒並み不通になり、情報を得ることもままならない状態でした。宮城県石巻市では、地元の「石巻日日新聞」が震災直後7日間、壁掛けで新しいニュースを避難所やコンビニに貼りだ […]

生きるための図書館―一人ひとりのために

私はほぼ毎日のように書店に行くだけでなく、週に何日かは図書館に足を運ぶことがある。書店などで買えないような本を読んだり、借りたりするようなことがあるためである。元々小学校の頃からずっと図書館に通うことがあった。時には本を借りる、時には勉強するなどの側面があるのだが、元々図書館は教養だけでなく、「生きる」という意味での図書館としてどのように利用されるか、そして地域に根ざした図書館作りなど、図書館の探 […]

すごい古書店 変な図書館

私自身、毎日のように本屋に行くことがある一方で、週に1~2回ほど図書館に行くことがある。もっとも本が好きであり、売れている本を見たいというのはもちろんのこと、今までにないような本を読みたいというような欲望を持っていることもまた事実としてある。 そのためか、ここ最近では個性的な本屋に訪れることもまたある。その理由としてはよくある本屋とは違いヒット作が陳列されていることもほとんどなく、その一方で、自分 […]

学校図書館はカラフルな学びの場

私自身図書館が好きで、書店では見かけることができない本を見たり、読んだりすることができる良い機会である。学校図書館も例外ではないのだが、学校図書館を頻繁に使い出したのは大学生の時、それも就職活動を行ってからのことであるため、学生生活の終わりにさしかかった頃の話である。そのため学校図書館自体はあまり使っていなかった。しかし学校図書館には市民図書館や書店にはない「学び」や「気づき」を得られる本がたくさ […]

読みたい心に火をつけろ!――学校図書館大活用術

本を読むことは良い事であるのだが、そもそも本を読んだことがない人にとっては何から読んでいけば良いのか分からなくなる。そのため本をどのようにして探したり、読んだりしていけばよいかを指し示す一冊ないし、方法があればと考えていたのだが、本書があった。その本書は本の探し方から読書をすることの尊さに至るまで中学生や小学生を対象に教えている。もっともそろそろ夏休みで読書感想文を書く時期を考えると今本書を取り上 […]

沸騰! 図書館―100万人が訪れた驚きのハコモノ

著者は今でこそいくつもの会社を起業・経営する実業家だが、かつては佐賀県武雄市の市長として様々な改革を行った。斬新な発言・手法で賛否両論を呼び起こしたのだが、まさに「革新的」と呼ばれている主張だった。その賛否両論と呼ばれるようなことは以前当ブログにてとりあげた「首長パンチ」でも書かれていたのだが、どんなに叩かれてもめげずに、ひたむきに改革に挑む姿があった。その産物の一つとして「武雄市図書館」があった […]

不可能を可能に――点字の世界を駆けぬける

日本では世界から見てもハンディを持っている方々にとってやさしい社会と言われているのだが、まだまだ日本でも課題は山積している。もっというとハンディに対する考え方・接し方についても昨年9月にJR川越駅で起こった事件があり、ハンディを抱える方々の接し方に暗い影を落としたことが挙げられる。 話を本書に戻す。デパートや図書館などの建物にはありとあらゆるところに「点字」がある。点字が存在することによって目にハ […]

走れ!移動図書館~本でよりそう復興支援

皆様は「移動図書館」の存在をご存じだろうか。移動図書館とは、 「書籍などの資料と職員を載せた自動車や船などを利用して図書館を利用しにくい地域の人のために各地を巡回して図書館のサービスを提供する仕組み」(Wikipediaより) のことを言い、公立の図書館でも「自動車図書館」「自動車開架」と呼ばれている。私の故郷である旭川でもそういったものはあるのだが、本書は移動図書館の歴史よりも、むしろ東日本大震 […]