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地球

新種の発見-見つけ、名づけ、系統づける動物分類学

そもそも動植物などの「生物」において、様々な「分類」がある。例えばライオンやトラは「ネコ科」と言うような大まかなものから、そこから○○属というように、細かい分類を行う事もある。 その分類を司っているのが「分類学」であり、新種が発見されると、どこに分類するのかどうかの議論が行われ、分類されていく。ではどのようにして分類学は発展され、なおかつどのように変わっていくのか、新種の発見の歴史と共に紐解いてい […]

グローバライズ

本書のタイトルなのだが、どうも「グローバリズム」を捩っているようにしか思えない。そもそも世界的・地球規模を意味しているのだが、そういった小説はなかなか見つからない。 もっとも本書は短編集であり、世の中のありとあらゆることなどを短編にして、一冊にまとめ上げている。しかしながらジャンル自体が多岐にわたっており、中には日本語で書いていない所もある(ちなみに何語で書いてあるのかは本書を見るとすぐ分かる)。 […]

ウイルスと地球生命

最近だとインフルエンザウイルスやノロウイルスが流行しており、手洗い・うがいなどが叫ばれている時期にある。他にもPCにはウイルスが存在しており、最近では量・質・種類共々増加傾向にあるので厄介である。その厄介なウイルスは果たして悪なのか、さらにそもそもウイルスはなぜ生まれたのか、そのことについて掘り下げられている。 1.ウイルスはどのようにして見いだされたか? ウイルスは見いだされたきっかけは「口蹄疫 […]

凍った地球―スノーボールアースと生命進化の物語

地球温暖化の話についてよく言われているが、地球の歴史をたどってみると「氷河期」なるものも存在したし、今から1000年前には今よりも暖かい時代があったという話も聞いたことがある。こういった状況を鑑みると、確かに地球温暖化はあるのだが、実は地球は長い目で見ると寒暖の差があり、なおかつ氷河期もあるという考えにも行きつく。そもそも本書のタイトルにある「凍った地球」と呼ばれるような状態はいつ頃から起こったも […]

海の色が語る地球環境

自分自身、旭川という内陸部の出身であるため、生で海を観る機会は旅行の時以外なかった。大学進学と同時に小樽に住み、そこで海を観る機会が多くなり、やがて川崎に引っ越してからも海を観る機会は少ないながらもある。 海を見続けると、毎日違った海の光景が存在する。波の高さも去ることながら、海辺を飛んだりとまったりするカモメ、さらにはサーファーなどが居るときもある。 その海は「地球環境」において色や風景をもとに […]

わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!

旅は見識・了見を広めるだけではなく、楽しみ・価値・精神そのものを、様々な形で大きくさせる。その旅行の範囲は広ければ広くなるほど、その旅の意義は大きなものになる。世界一周したらなおさらだ。 しかし本書の著者は「世界一周」どころではないほど旅をしている。まさに「人生は旅なり」を体現しているのではないだろうか、と思いさえする。約40年以上にわたって世界を旅してきた著者はなにを見つめ、学んできたのだろうか […]

環境問題の杞憂

今日では環境問題について耳や目にタコができるほど聞く。確かに地球温暖化やそれによる海面水位の上昇、森林の減少など様々なところで実害を追っている私たち。しかし環境問題は企業や個人、国を挙げて「エコ」に取り組んで解決できるのだろうかという疑問もある。さらには武田邦彦氏を筆頭とする懐疑・否定派がこぞって地球温暖化のウソなどを暴き始めている。これまで一方的だった議論が均衡に保ち始めているようだが、環境問題 […]