大阪

書評

それぞれの風の物語 喫茶テンノットより

「風」は実に不思議なものである。風の向きや強さ、熱さ・寒さによって細々と変わってくる。また夏になると本州では湿度も高いためジメジメとした風になり、湿度が低いとからっとしたものになる。心地良いものから心地悪いものまで本当の意味で「色々」な風が...
書評

やわらかい砂のうえ

砂は場所などによってやわらかかったり、ざらざらしたりする。特に名所となるとやわらかい砂が敷き詰められているところもある。 本書の主人公はそのやわらかい砂丘のある町で生まれ育ち、大阪で働くことになった。そのなかであるサロンで男性に一目惚れした...
書評

象牛

洗剤などの注意書きには特に塩素系や酸性のもので「混ぜるな危険」と言う言葉がある。これは2つのものを混ぜてしまうと塩素系ガスが出て命に関わる事になってしまうことを注意してのことである。 しかしここ最近ネットでは異なる、というよりも相容れぬ2つ...
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国内

大阪ミナミの子どもたち―歓楽街で暮らす親と子を支える夜間教室の日々

大坂には色々な歓楽街がある。中でも最も大きな歓楽街というと「ミナミ」と呼ばれる所がある。飲み屋も多いのだが、買い物スポットとしても有名である所である「教室」が存在している。その名も「Minamiこども教室」。そこでは様々な問題を抱える子ども...
日本

ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活

大阪府大阪市西成区は日本最大の「ドヤ街」として有名である。中でも北部にある「あいりん地区(釜ヶ崎)」もあり、本当の意味で「様々な」人たちが住み、働いている場所である。そのドヤ街に著者が78日間生活したという記録が本書である。 第一章「ドヤ街...
書評

岸和田少年愚連隊 不死鳥篇 カオルちゃーん!!

大阪府岸和田市と言えば「岸和田だんじり祭」に代表されるところとしても知られており、子どもにあったやんちゃさがそのまま大人になった男たちが多くいるという。もっともそれを象徴づける作品として本書のシリーズである「岸和田少年愚連隊」がある。 ちな...
国内

通勤電車のはなし – 東京・大阪、快適通勤のために

私自身は仕事をする際に通勤電車に乗ることがある。場所によっては寿司詰めのような電車となり『痛勤電車』とも呼ばれることもある。その電車は日本に鉄道ができてからずっとあったのだが、戦後になってからはそれが自宅から会社に向けての通勤に対して電車を...
日本

大和屋物語――大阪ミナミの花街民俗史

花街というと様々な「遊び」を嗜むことができる場所である。その多くは京都・花街であるのだが、大阪にも花街は存在する。その場所は現在でいう所の「ミナミ」と呼ばれ、かつては「南地」と呼ばれるところである。その南は花街であるのだが、現時点で遊びので...
書評

阪急 英国フェアの舞台裏

百貨店では色々なフェア(催事)が行われている。中には百貨店単位で「そこならでは」のフェアも開催される。 本書は大阪市中心部にある「阪急百貨店 阪急うめだ本店」のフェアとして「阪急英国フェア」を取りあげている。 第1章「英国フェアの10年 プ...
国内政治

大阪―大都市は国家を超えるか

私自身東京はあまり好きではない一方で、大阪へのあこがれはある。というのは元々北海道に住んでいたときに大阪の番組が放送されて、あこがれを持った記憶がある。そう、今年の1月に逝去されたやしきたかじんの番組である。東京とは違い、本当の意味で本音を...
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