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孤独死

孤独は社会問題 孤独対策先進国イギリスの取り組み

本書はイギリスが舞台であるのだが、日本でも「孤独死」が社会問題となり、内閣にも特命担当大臣として「孤独・孤立対策担当」が設けられるようになった。解決までの道は長く険しいものの、政治や経済、地域など様々な観点から解決への道筋を立てられるかにかかっている。 さて本書はイギリスにおける「孤独対策」であるのだが、政治に限らず王室も巻き込んでの対策を行っているという。 第一章「孤独担当大臣の創設」 「孤独」 […]

超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

特にここ最近ではコロナ禍の第五波が蔓延し、自宅療養(実質的に「自宅待機」と言うべきか)の人が増えており、中には独り暮らしで療養したが容態が急変し、亡くなるケースも後を絶たない。コロナ禍以前でも、かつては「無縁社会」と言う言葉でも書いたのだが、身寄りがなく、孤独に息を引き取り、ようやく数日、最悪数ヶ月経って発見されるといったケースもある。 本書はその孤独死の処理を行う「特殊清掃」の現場取材をもとに、 […]

〈ひとり死〉時代のお葬式とお墓

もはや「超高齢社会」と呼ぶに相応しいほどの時代になったのかもしれない。その時代の中で「孤立死」ならぬ「ひとり死」と呼ばれるような概念もでき、さらに言うと就活ならぬ「終活」も盛んに言われ始め、最近では「終活年賀状」なるものも出てきたほどである。「来年から出しません」と言ったものであるのだが、中には40代に出しておく人もいるのだという。 話を戻す。「超高齢社会」にともない、死に方・葬式・お墓の在り方も […]

一寸先は光

「一寸先は闇」という諺であれば誰でも知っているものである。これは「ちょっと先のことも全く予知できないことのたとえ(「広辞苑 第六版」より)」を表している。一寸先は現在よりも少し先にある「未来」、その未来は全く予想が付かない、わからないからでこそ「闇」と形容しているのかもしれない。 今の世の中、と言うわけでは無いのだが、昨今ではネガティブな意味での「闇」と言われる時代である。先行きが不透明というより […]