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帝国

ローマ史再考―なぜ「首都」コンスタンティノープルが生まれたのか

ローマの歴史は非常に長く、なおかつ議論も絶えない。古代ローマから遡ると紀元前753年の「王政ローマ」の建国から始まり、ローマ帝国が生まれ「パクス・ロマーナ」が起こり、やがて戦乱が続いて、帝国が東西に分裂し、オスマン帝国の攻撃で1453年に滅亡するまでとなるため、単純計算すると2206年となる。長く壮大な歴史はヨーロッパ大陸はもちろんのこと、アメリカにも影響を与えるなど、歴史的な観点でも重要な要素と […]

AIを信じるか、神(アッラー)を信じるか

AIの進化は著しく、よくSF作品に出てくるような人間とロボットとの大戦(ジハード)が行われるのではないか、というような事が起こるのではないかという、あたかも妄言のような主張まである。技術と宗教、共通性がないように見えて、AIの技術の進化は止まらず、宗教や政治の部分にまで及ぶかもしれないとあるのが本書の話としてある。本書はAIを神と見なすのか、そして宗教にある「神」を信じるのか、さらにAIを通して国 […]

インカ帝国―大街道を行く

「インカ帝国」は1438年から1533年に存在した帝国であり、南アメリカ大陸における主に現在におけるコロンビア・チリ・アルゼンチンの3国に面していた。中世にわずか100年足らずの国家であるのだが、西欧とは全く異なる文明を誕生したことにより、歴史的な意義が強くある国としてもある。そのインカ帝国の中でできた文明が今もなお国々に残っているのだが、どのように残っているか、そのことについて本書にて取り上げて […]

新版 グローバル・ディアスポラ

「ディアスポラ」とはいったい何なのだろうか。調べてみると、 「ギリシャ語で「撒き散らされたもの」が由来であり、元の国家や民族の居住地から離れて暮らす人、またはコミュニティ」(wikipediaより) の意味を表す。元々はユダヤ人が戦争と迫害により自ら住んだところから離れていったことを表しているが、現在では労働や家族のために移住するなどもその「ディアスポラ」として表されることもある。 本書は「ディア […]