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一言力

論理的な説明でも理解できるのだが、たった一言だけで背中を押されたり、理解したりするようなことが往々にしてある。一言だけの力はすさまじいのだが、その一言を磨くためにはどのような力が必要なのか、本書は8つの単元を用いて伝授している。 第一章「要約力」 「一言」といっても長い説明などを数文字にして短縮させて行うことを「要約」という。たった一言でインパクトを持たせる、意味を持たせるにはその元となる説明をい […]

デジタルサイネージ革命

「デジタルサイネージ」という言葉を初めて聞く。簡単に言うと「電子看板」を英名にしているのである。屋外でもデジタルの映像や画像が広告として使われ、様々な場所で大画面となって情報を届けるメディアである。最新技術を取り入れた広告技術であるが、あまつさえ看板広告の需要は落ち込み、減少の一途をたどっているという現実がある。 しかしデジタルサイネージには可能性があると著者は主張する。それはいったいなぜなのか、 […]

使ってもらえる広告 「見てもらえない時代」の効くコミュニケーション

「広告」そのものが変化しているといっても過言ではない。かつてはテレビのCMや雑誌、さらには建物の看板といった広告が主流となってきたのだが、現在はネットの広告も増えてきている。その弊害か、都市部では「白い街」と揶揄されている。 実際に「広告」というと宣伝なのだが、本当に見てもらえているのかどうかは不明である、というより「見てもらえない」といっても過言ではない。 本書はそんな時代に使ってもらえる広告は […]

教えて! カンヌ国際広告祭~広告というカタチを辞めた広告たち

「カンヌ」と言えば有名どころで言うと「カンヌ国際映画祭」があるのだが、もう一つ有名なものがある。それが本書で紹介する「カンヌ国際広告祭(現:カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル)」がある。広告業界では有名なお祭りなのだが、具体的にどのようなお祭りなのか、そしてそこで取り上げられる広告はどのようなものなのか、本書は広告祭で審査員をつとめている日本人が紹介している。 第1章「「1日 […]

BUZZ革命

新年あけましておめでとうございます。2012年も「蔵前トラックⅡ」をどうぞよろしくお願い申し上げます。新年一発目はこの一冊です。 「BUZZ」とはウェブ空間の中で疾走する口コミのことを総称するものであり、SNSを使った新しい広告と言える。かつて「広告」というと、駅前の街頭にある巨大看板や街中で配られるチラシなどが主役であったが、Googleの登場により、インターネット上で広告を行うように変化し、さ […]

Googleの正体

株式会社毎日コミュニケーションズ様より献本御礼。 Googleといえば世界最大の検索ツールであると同時に、インターネット広告の最大手である。検索ツールに関しては昨今で「Google八分」、最近では中国当局との対立も様々なところで報道されている。 本書は新しいビジネスモデルを構築しながら急成長を遂げているGoogleの実像とこれからについて書かれている。 第1章「不気味なグーグル」 「100年に一度 […]

広告と生きる―私の履歴書

本書は2008年8月1日〜31日まで日本経済新聞において連載した「私の履歴書」を加筆したものである。 電通を一筋55年勤めあげ、広告とともに生きている著者による回顧録である。55年もの間広告をどのようにみてきたのだろうか、電通マンとしてどのように生きたのだろうかなどの生涯についてたっぷりと書かれている。 第1章「喧嘩と野球の浪人生活」 著者は1929年に京城府(現在のソウル市)で生まれ、16年間そ […]

キミがこの本を買ったワケ

一見不思議な本である。 本書は一体何なのかというのを見たくなったが、広告についての本である。とはいえ度購買意識や心当たりの心理学と言ったものも含まれる。 第1章「さて、心あたりありませんか?」 「ダイエット中にもかかわらず自分へのご褒美としてケーキを1個。しかし翌日には2個に増えている」 「ついで買いが多い」 「デパ地下やコンビニへふらっと行き結局何も買わなかった」 ということに心当たりのいる人は […]

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する

グーグルというのは検索エンジンである。という人が多いが実はそうではない。それではグーグル自体が成り立たないからである。ではこのグーグルは何によって成り立っているのかというと、検索結果の右端にある広告、もしくはスポンサーサイト。これの「広告収入」が収益の大多数を占めているのである。 つまりグーグルは広告戦略の根底を覆したビジネスであった。 しかしこのグーグルは破壊したビジネスはそれだけではない。マイ […]

売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門

本書は現在の購買志向と現状にについて書かれている。日本の購買志向というのはここ10年で驚くべき変化を見せたと言っても過言ではない。大安売りして、売り子が高らかに叫んでも売れないところもあるし、非常に高価な店であっても飛ぶように売れるところがある。 また広告効果もまたしかりである。教科書に載っているような内容や、周りから非常にぐっと来るような広告であっても売れないことがあるし、逆に「なんだこれ」とい […]