TAG

感性

ファッションの哲学

ファッションは元々身なりのことを表しているのだが、そのファッションにしても身体のこともあれば、さらには流行もある。流行の先には文化や産業、表現といった要素があり、表現の在り方もファッションとともに変わっていく。 ではファッションはどのような「哲学」を持っているのか、本書はそのことについて取り上げている。 第1章「着ているもので、その人がわかる」 私自身もそうであるのだが、ファッションに「無頓着」な […]

白いシャツは、白髪になるまで待って

オシャレは老若男女問わずあり、それを楽しみにしている方々も多くいる。その逆に私のように頓着しないような人もいる。 しかしオシャレをすることにより、自分自身の感性や美意識を高める効果もあるためオシャレは行っていった方が良いのかもしれない。本書の著者はファッションエッセイストとしてファッションにまつわることをエッセイにしているのだが、元々は女性誌の編集者として活躍した。活躍の中でファッションや女性とし […]

秘密のアキラさん―自分を変える究極の45のルール

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 本書で取り上げる経営者はまさに「異色」と呼ばれている。もとより「経営者」の多くは「異色」が多いのだが、その中でも特に際立っている。その理由と哲学が本書でもって「秘密」として明かしている。 第1章「孤独」 カリスマ経営者などトップを走る人物は「孤独」の重要性を説いている。しかしその孤独はなぜ必要なのか、トップならではの理由だけではなく、「人脈」や「裏切り」「 […]

一流の研究者に求められる資質

昨年最も話題となったのは、理研と小保方晴子氏の話題である。昨年のはじめにSTAP細胞が発見され、話題となったのだが、論文の中の画像引用について疑惑が生じ、一転批判の的となった。その後再検証を行った結果、STAP細胞は見つからず、結局小保方氏は理研を退職し、いったんは終結となった。 この一連の経緯を見ていて思ったのは、本書のタイトルにある研究者の資質って何なのか、そして科学ジャーナリズムとは何なのか […]

センス入門

「センス」と言っても、ちょうど今夏頃にあおぐものではない。言うまでもないのだが、「絵」や「音楽」「舞踊」などの「美しさ」などを決める、もしくは選ぶ基準のことを指す。「センス」を直訳すると「感性」と定義されるのだが、それをどのようにして磨くのか、自分自身も含めて明確な正解は「無い」と考えていた。 しかし、センスにも磨くために最低限必要な事が存在している。その入門と言えるのが本書であり、最低限の事を身 […]

美の生理学―人はなぜ美しさを求めるのか

「生理学」と言う学問はあまり聞き慣れない。むしろ本書に出会うまでは一度も聞いたことがなかったと言っても過言ではない。そもそも人間として「生理」というのは必要なものであるが。けっこう女性の意味合いで取られることが多い。本来生理は辞書で引いてみると、 (1)生物体の生活現象と生活原理。 (2)月経。(「広辞苑 第六版」より) とある。本書はその中でも(1)の意味を求める学問だが、その生理学は「美」と密 […]

人は語感で「いい・悪い」を決める

手塚悠基 様より献本御礼。 「語感」というのはいったい何なのだろうか。調べてみると、 「1.言葉のもつ微妙な感じ。言葉から受ける主観的な印象。 2.言葉に対する感覚。」(「コトバンク」より) とある。その語感一つ一つが感情的に「良い」「悪い」印象を与えるという。ではどのような言葉・音韻・名前などの「語感」の印象の違いについて紹介するとともに、他人からの印象を良くするためにはどのような「語感力」を身 […]

ビジネスパーソンの街歩き学入門

私は最近仕事の昼休みには散歩を行う。プロジェクトにより職場が変わるため、変わった先のことについて調べることもあれば、仕事ではあまり触れることのない外の空気に触れることがなによりの楽しみである。 著者の藤巻幸夫氏も街歩きを行ったことにより、様々な発見をし、ビジネスに直結させてきた、人脈も広げてきたという。 一見ビジネスに直結しないような「街歩き」について本書は感性・思考力・目の付けどころ・人脈などを […]