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書籍

雑品屋セイゴオ

「千夜千冊」というもので有名な松岡正剛氏は、そのサイトを閲覧したり、あるいは書籍化した際の著書を読んだりして、刺激を覚えたことは私自身が書評をし始めたことであり、懐かしいものである。松岡氏のルールとまでは行かないものの、4,000冊近くも書評してきた中での大きな「原点」の一つとして松岡正剛氏の「千夜千冊」があったと言っても過言ではない。 私事はここまでにしておき「編集工学」として名を馳せ、「千夜千 […]

枕元の本棚

私の部屋には言うまでもなく本棚がある。何百冊あるかと言うと数えていないのでわからないのだが、枕元に本棚があるといろいろな本を読みながら寝てしまうこととなる。それほど本好きとも言えるのだが、著者もまた本好きとも言える。もっともジャンルは異なるのだが、それぞれの章にてどのような傾向の本かも併せて取り上げている。 第一章「絵本と児童書」 絵本は子どもの読み物と言われがちだが、最近では大人の絵本も出てきて […]

出版大崩壊

出版の世界は日々刻々と変化を遂げている。その変化の中には「電子書籍」があるのだが、その電子書籍は思っている以上に伸びはないものの、浸透していることに変わりはない。その電子書籍が話題となったのは今から7年前、ちょうどiPadが出てこようとしたころであり、様々なメディアが電子書籍に注目を集め始めたときである。その時には新しいマーケットを求めて続々と電子書籍の世界に進出する人々がいた。著者もその一人であ […]

翻訳者はウソをつく!

株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。 世の中には様々な本が存在するが、日本語のみならず、外国語からの翻訳版も読む機会が多い。外国語が苦手な人が読む印象もあれば、原文がどのように翻訳されるのかをみたいと言う人もいる。 書籍に限らず様々なところで「翻訳」はされるのだが、だからといって外国語をそのまま「直訳」するわけではない。話し手、書き手の意図をくみ取り行間でもって意訳をすることも「翻訳」 […]

高橋敏夫書評集 「いま」と「ここ」が現出する

高橋敏夫氏は文芸のみならず、演劇やサブカルチャーに至るまで評論を行っている。現在は早稲田大学で教鞭をとっているがメディアを通じて幅広い分野の批評を行っていることでも有名である。本書は現代文学を始め、サブカルチャーや小説に至るまでの書評を集めた一冊である。 Ⅰ.「現代文学・現代思想」 まずは現代文学や思想に関するところであるが、本書の半分を占めている。さらに言うとこの章を年代別の書評と、その中の気づ […]

モテ本案内51

「モテたい」は老若男女問わずして持っている欲求の一つとして挙げられる。昨今では「草食系男子」「肉食系女子」などがあり、それに関する本も出版されているほどである。最近では「非モテ」といった、モテることを拒んだ人や、結婚をしたくないという男性・女性も増えているのも実状として挙げられており、晩婚化に拍車をかけている。 そうかと思えば昨年から「婚活」という言葉が誕生し、様々な婚活サイトやパーティーが行われ […]