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発展

ONE TEAMのスクラム 日本代表はどう強くなったのか?

昨年のラグビーワールドカップは大いに盛り上がった。日本代表としても初めて決勝トーナメントに進出し、1回戦で南アフリカに敗れはしたものの、日本におけるラグビー界において大きな躍進を証明づけたと言っても過言ではない。それに限らず、ラグビーへの認知も急速に高まり、かつ本書のタイトルにある「ONE TEAM」は2019年の流行語大賞にも選ばれた。 本書はこのラグビーにおける「スクラム」をどのようなもので、 […]

デジタルサイネージ革命

「デジタルサイネージ」という言葉を初めて聞く。簡単に言うと「電子看板」を英名にしているのである。屋外でもデジタルの映像や画像が広告として使われ、様々な場所で大画面となって情報を届けるメディアである。最新技術を取り入れた広告技術であるが、あまつさえ看板広告の需要は落ち込み、減少の一途をたどっているという現実がある。 しかしデジタルサイネージには可能性があると著者は主張する。それはいったいなぜなのか、 […]

アフリカ―資本主義最後のフロンティア

アフリカと言えばいまだに「発展途上国」の印象が強いのだが、最近になってだんだんと成長の兆しが見えはじめて行った。その象徴として5年前の2010年に南アフリカにてサッカーワールドカップが開かれたのが印象的である。会場設営や治安など課題はあったのだが、ワールドカップが開催されたことにより経済成長を象徴づけたと良いといえるのだが、他にもアフリカ大陸の国々でも目覚ましき成長が存在するという。本書はその成長 […]

理科系冷遇社会―沈没する日本の科学技術

理科系の人は冷遇されているのだという。理系というと企業の「研究職」、もしくは研究機関に就職してさらなる研究を積み、世界一の技術を生み出す。 しかし、現状では世界的にも出遅れる兆候を見せているのだという。本書はそのことについて危機感を抱いている。 第1章「地盤沈下する日本」 確か、民主党政権下で「事業仕分け」を行っていたときに、とある女性議員が「2位じゃダメなんですか?」と言うような発言が話題となり […]

著作権2.0 ウェブ時代の文化発展をめざして

このごろ「著作権」に大きな関心が寄せられている。その大きな要因の一つとして「Web2.0」の誕生と隆盛が挙げられている。急速な技術革新により、著作権保護などの方の整備が追いついていない現象が起こっている。 それどころか技術革新と著作権保護そのものが対立関係にあるように見えており、「タマゴが先か、ニワトリが先か」という不毛な議論になることも少なくない。 本書は「Web2.0」と著作権の現状、そしてこ […]

ヨコハマ伊勢佐木町 復活への道

私の住む川崎市から少し離れると神奈川県の県庁所在地である横浜市に行くことができる。横浜市にはみなとみらいのある桜木町が代表されるが、横浜市の顔の一つとして本書では伊勢佐木町を取り上げている。 伊勢佐木町というと本書でも紹介されているが、故・青江美奈が歌った「伊勢佐木町ブルース」が有名である。 最近では「イセザキモール」が誕生し活気があふれている。しかしこの伊勢佐木町はそれが誕生するまでは活気を失い […]