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神社

采女の怨霊

采女は表紙にもある通り「うねめ」と読む。采女とは、 古代、郡の少領以上の家族から選んで貢進させた後宮の女官。律令制では水司・膳司に配属。うねべ。「広辞苑 第七版」より とある。本書は民俗学者が「采女」の謎を解き明かすために、古代の歴史を紐解くべく、奈良の地へと降り立った。そこには「采女神社」と呼ばれている実際にある神社に赴き、采女の謎を探ると言う物語である。 実際に「采女」は奈良時代において伝説と […]

京都異界紀行

歴史的な場所として知られる京都、かつては首都機能があり、なおかつ皇居も京都にあった。歴史のなかでは長らく日本の中心地となっていた京の都、通称京都は、実を言うと「異界」と呼ばれる場所であるのだという。その「異界」と呼ばれている所以とスポットについて取り上げたのが本書である。 第一章「大社の表の顔と摂社・末社が抱える裏の顔」 「大社」と言うと簡単に言えば神社のことを表している。本書は数ある神社を取り上 […]

社をもたない神々

日本には「八百万」と呼ばれるほど、沢山の神がいることが信じられている。特に神道ではそのことが色濃く信じられ、それぞれの神が祀られる神社などの「杜(もり)」が点在している。しかしながら漫画「ノラガミ」の主人公である夜ト(やと)と同じように杜を持つことのない神もいるのだという。その神々たちはどのような神がいるのか、そしてどのようにして伝えられていったのか、そのことについて取り上げている。 第一章「歳神 […]

祈り方が9割 願いが叶う神社参り入門 ―ビジネスにも、恋愛にも、成功にも、神話の古事記・神道の神様の教え―

私の住む鎌倉には数多くの寺社があり、神社も鶴岡八幡宮をはじめ、周囲には神社が点在している。もちろん祀られている神々も様々であるため、お参りをするにも近くにあるため、手軽に行くことができる。 しかしながら神社のお参りについてはある程度のマナーがあり、それを守ってこそ神社参りとしての醍醐味がある。本書の著者はソフトウェア開発の経営者であるが、同時に神職資格をもっているという。その著者が願いを叶えるため […]

八幡さんの正体

私の住んでいる鎌倉市には「鶴岡八幡宮」と呼ばれる神社があり、人気の観光スポットとしてある。平日・休日取わずして、毎日のようにお詣りする方がおり、特に年末年始は大混雑する。 鶴岡八幡宮のみならず、日本には数多くの「八幡神社」があるという。その数は神社の中でもダントツなのだそうである。もっともなぜ八幡神社がつくられ、祭祀などはどうしているのか、そのことについて取り上げているのが本書である。 第一章「八 […]

お伊勢参り – 江戸庶民の旅と信心

天照大御神らが祀られている伊勢神宮。その神宮を参ることを「お伊勢参り」と言うのだが、これは江戸時代の時から始まり、広まっていったものである。「東海道中膝栗毛」をはじめとする古典作品にも数多く取り入れられており、明治天皇以降も歴代天皇もまた伊勢神宮へ詣られるようになった。 そもそも「お伊勢参り」はなぜできたのか、そしてそれが現在にも通ずるようにもなった要因とは何か、そのことについて取り上げている。 […]

奇蹟が起きたパワースポット

数年前に「パワースポット」と言うような場所を取り上げるような記事や本がある。ビジネス書でもそういったパワースポットを取り上げ、そこに訪れたときの礼儀作法といったものが取り上げられている。 本書はビジネスに通用するというよりも人生において通用するようなパワースポットを紹介するとともに、そのスポットの由来、さらには活用法と言ったものを取り上げている。 PART1「奈良、京都のパワースポット」 京都や奈 […]

恋都の狐さん

「恋愛成就」というと神社が挙げられる。いわゆる「縁結び」のことを行っているのだが、縁結びの神社として有名なのが「出雲大社」であったり、石川県の気多大社であったり、京都府の地主神社などが挙げられる。他にも縁結びの願いを叶えられる神社はたくさん存在する。 本書の話に戻すが、本書の舞台は奈良の東大寺。東大寺に訪れた女性が偶然「狐(のお面を被った男性)」に出会うところから物語が始まる。「狐」というと「稲荷 […]

明治神宮~「伝統」を創った大プロジェクト

JR山手線の原宿駅を出て少し歩くと明治神宮がある。毎年正月になると初詣客でごった返す姿は、正月の風物詩としてニュースで取り上げられる。 明治神宮には明治天皇と昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)が祀られている。そもそも明治神宮が作られたのは1915年、昭憲皇太后が崩御された1年後の事である。 本書は明治神宮ができるまでの経緯と、東京、ひいては日本としての明治神宮の存在について考察を行っている。 第 […]

神仏参拝の由来と作法がわかる本

4月末から鎌倉に住み始めたのだが、鎌倉には鶴岡八幡宮を始め、神社や寺社が点在している。散歩がてら鎌倉の街を歩くのだが、色々な神社や寺社があるため、鎌倉すべてを見つけるのには時間がかかりそうである。 私事はここまでにしておき、神仏参拝をする自分にとって、日々の作法、もしくは祝い事の作法はそれぞれ異なるという。本書は神社・寺社の作法についての作法を伝授している。 第1章「正しく神社を参拝するための知識 […]