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身近な雑草たちの奇跡 道ばた、空き地、花壇の隅……気づけばそこにいる植物の生態

私はよく色々な所をウォーキングやランニングを行う。ストレス発散と言うのもあるのだが、仕事は専らデスクワークであるため、外で身体を動かしたいという感情を持っている。その感情を解放するために外にて出歩き、新しいアイデアなどを考える事として外へ出歩く。 歩いたり走ったりしていると当然、雑草に出くわしたり、踏んだりする事がある。しかし植物学としては「雑草」といったものはなく、雑草の中には様々な種類の草があ […]

食虫植物の文化誌

「食虫植物」は珍しいようでいて、なかなかお目にかかれない。しかし国内外問わず、類があり、美しい食虫植物も存在する。その一方で、映画や小説などでは「人喰い植物」の題材として扱われることもしばしばある。 そもそも食虫植物はどうして存在してきたのか、またどのような進化を遂げ、なおかつどのように捕食を行っているのか、本書はめくるめく食虫植物の世界を取り上げている。 第1章「食虫植物とは」 「食虫植物」は、 […]

木を知る・木に学ぶ

日本人に限らず、人は木によって生活が支えられ、なおかつ育っていった歴史がある。その木は種類が数多くあり、なおかつ歴史も深い。もっとも木をいかにして人は利用、あるいは共存していったのかも長い歴史の中で変わってきている。本書はその木にまつわる歴史と人間との生活や信仰などを取り上げている。 第一章「木を学ぶ」 木は見たり、道具として使ったり、食用として実を採ったり、材木として伐採したりなど多く使われてい […]

岩石はどうしてできたか

今年の3月から最近にかけて新燃岳火山が1年ぶりに噴火したとニュースが流れた。海外に目を向けてみるとハワイのキラウエア火山が爆発的噴火を起こした。その火山の爆発により火山灰が降りかかったり、マグマによって岩が生まれたりする。岩によっては水の運動により堆積し岩としてできあがるものもあるのだが、そもそも岩石はどのようにしてできあがったのか、そのことを取り上げている。 第1章「水成論の師をを超えて火成論へ […]

菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って

「菌」と一文字だけ書いたとき、あなたはどのようなイメージを持つのだろうか。人によってはポジティブなイメージを持たれる方もいるかもしれないが、中には、病原菌やウイルスなどネガティブなイメージを持たれるかもしれない。 しかし「菌」は地球上の生物と同じく、あるいはそれ以上に「謎」餓多い。ただ、本書はサブタイトルにもあるように、あくまで「きのこ」だけにフォーカスを当てて取り上げている。 1.「雪の下の小さ […]

新書七十五番勝負

当ブログ、及び前身の「蔵前トラック」と書評を続け、はや4年半経つ。これまで書評した本は1200冊を越えるが、初期の頃は大概新書が中心であった。重箱の隅を突いているような本や、入門書、あるいは専門に関して狭くも深いような本と様々なものがあった。新書は毎月約70冊、新刊が出るため当たり外れも激しく、ブログで書評した当初は俗に「外れ」と呼ばれた本をどれだけ腐したことか、と述懐する。良くも悪くも「面白い」 […]

日本一の桜

春は桜の季節である。関東のソメイヨシノはもうすっかり見頃を終えてしまったのだが、北海道のソメイヨシノやエゾヤマザクラはこれから開花・満開を迎える時期である。 本書は全国津々浦々の「桜」を紹介した一冊である。公園の半分以上が桜で占められている弘前公園の桜。樹齢200年以上の「山高神代桜」、そして数多くの桜の名所も紹介している。 日本一の桜 (講談社現代新書) posted with ヨメレバ 丸谷 […]