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絵本

100歳までに読みたい100の絵本

私自身読書会に積極的に参加していた時期があった。今から9~10年ほど前の時であり、その時は数多くのイベントに参加していたころと同時期であり、当ブログでも感想を書いている。その詳細についてはカテゴリ「セミナー&パーティー出席記録」にすべて収録されている。 この時期に知ったのが「絵本読書会」である。この会では男女関わらず、大人たちがそれぞれの絵本を持ってきては議論をするといった会だった。と同時 […]

オーケストラ ー世界の町で楽団員をさがそう!

オーケストラというと様々な楽器で編成される。その楽器の奏者は数多くおり、曲によっては少なくて済むのもあれば、多種多様の楽器を使うことさえもある。よくオーケストラに使われる楽器について本書は絵本であるのだが、取り上げられている。 ちなみに本書は絵本であるのだが、あたかも「ウォーリーを探せ」の如く、楽器の楽団員を多数いる人の中から探すと言ったある種の人捜しクイズにようになっている所も魅力的である。 し […]

絵本とジャーナリズム

本にしても新聞にしてもニュースを伝える媒体の一つでもある。もっとも絵本でも「挿絵」や「風刺画」といったものまで存在する。その存在する絵本にもジャーナリズムが存在しており、子どもたちなどの読み手にどのような影響を与えるのか、ジャーナリストである著者が講演の中で述べているものを書籍化している。 第一章「「幼子(おさなご)」は人生にとってどんな時期か」 「幼子」と言ってもどのような時代か、簡単に言うと幼 […]

枕元の本棚

私の部屋には言うまでもなく本棚がある。何百冊あるかと言うと数えていないのでわからないのだが、枕元に本棚があるといろいろな本を読みながら寝てしまうこととなる。それほど本好きとも言えるのだが、著者もまた本好きとも言える。もっともジャンルは異なるのだが、それぞれの章にてどのような傾向の本かも併せて取り上げている。 第一章「絵本と児童書」 絵本は子どもの読み物と言われがちだが、最近では大人の絵本も出てきて […]

ラブ・オールウェイズ

元々恋愛作品を取り上げている著者の中でも、著者本人が「特別な本」と銘打っているのが本書である。本書が出版される2年ほど前、ちょうど本書の短編集が連載している2012年に本書に掲載されている挿絵の引用元である絵本作家・伊藤正道氏が55歳の若さでこの世を去った。その引用元となった作品も伊藤正道氏の遺作と言える「僕への小さな旅」などから絵・文章が取り上げられ、なおかつ本書の最終話には伊藤氏に捧げるために […]

気にしない

「監視社会」と呼ばれるような今の社会。人それぞれであるが、多くは人の目を気にするような状況に陥っている。「KY(空気を読まない)」という言葉が出てきたように、出る杭が打たれるどころから「杭」すら出させないような社会となり、閉塞感すら感じさせられる。 しかしそのような世の中でも「気にしない」という言葉が助けてくれる。 一見無責任のように見えるのだが、自分自身の心を軽くする、そして背中を押してくれるよ […]

子どもに本を買ってあげる前に読む本―現代子どもの本事情

私はあまり言われたことはないのだがよく家族では親が子供に「本を読みなさい」と言われることがあるという。しかし強制されて子供は面白がるのだろうかという疑いさえ持つ。私の子供のころは絵本がそろっていたので放っておいても絵本を読んでいた。理由は簡単。「そこに絵本があったから」である。 子供たちには本を買ってあげることも大事ではあるし、本を読むことも教えてあげないといけない。それ以前に子供が自由に本を読め […]