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織田信長

戦百景 長篠の戦い

天正3年5月21日、三河国長篠城を巡っての戦いである「長篠の戦い」が始まった。単純に結果だけを書くと織田・徳川連合軍が、武田軍を圧勝だった。しかしその開戦から、戦いまでの道のりは織田・徳川・武田それぞれの思惑が張り巡らされるものだった。 この長篠の戦いにて、織田軍は「鉄砲」を使い、騎馬に長けていた武田軍を打ち破ったのだが、それぞれの将軍がなぜ長篠の戦いにて、騎馬・鉄砲の戦いを行ったのか、また徳川と […]

紅蓮浄土 石山合戦記

信長軍に家族を殺され、そして生き残った少女の波乱に満ちた物語である。織田信長に復讐を果たすため忍びの道へ進んだ。 そしてそこでついに念願だった信長軍との戦いに参加するのであった。ちなみにその戦いは「石山合戦」、1570年~1580年と長きにわたってあった戦いである。摂津国大坂(現在の大阪城付近)に石山本願寺があり、少女は厳しい修行の末、本願寺護法衆の忍びとしての道を踏み出した。 その石山合戦は先述 […]

天正伊賀の乱-信長を本気にさせた伊賀衆の意地

戦国時代の真っ只中にあり、織田信長が天下を取らんとしている時期にあった。その時に起こった乱の一つとして本書で取り上げる「天正伊賀の乱」がある。しかしこの天正伊賀の乱は第三次まで起こったのだが、その顛末を取り上げている。 第一章「乱勃発前夜」 伊賀というと「忍者」を連想してしまうのだが、実際には国の一つとして伊賀国があった。しかし戦国武将は生まれていなかったため、国としての印象は薄かった。もっとも国 […]

信長の革命と光秀の正義 真説 本能寺

今年の大河ドラマである「麒麟がくる」は新型コロナウイルスの影響により、撮影が一時休止しただけでなく、撮影開始前にはある女優の不祥事により、配役変更など、トラブル続きと言われている。しかしながら心待ちにしているファンも多く、なおかつ話が進むごとに新しい配役が発表されては、期待を寄せる方々も多いことである。 その「麒麟がくる」の主人公は本書で紹介する明智光秀であり、なおかつ光秀のなかでの最大の出来事で […]

織田信忠―天下人の嫡男

天下人となった織田信長の嫡男であった織田信忠(おだのぶただ)は織田家当主の後継者として有力で、なおかつ家督を継ぎ、天下人としての道を進もうとした矢先、本能寺の変にて、父・織田信長とともに自害したことで知られている。わずか26年の生涯であったのだが、まさに戦国時代の最中を生きた息子どころか、若き武将としての側面もある。本書は織田信忠の生涯を追っている。 第一章「信忠の一門衆」 信忠が生まれたのは15 […]

天下人の父・織田信秀――信長は何を学び、受け継いだのか

戦国時代を代表する人物の一人として織田信長がいるのだが、その信長の父に「織田信秀」がいるのだが歴史上の人物ではあまり明るみに出てこないのだが、織田信長を語る上で最も重要な人物の一人である。なぜ重要な人物なのか、そして信秀は信長に対し、どのようにして伝えていったのか、そのことを取り上げている。 第一章「織田信秀の台頭」 元々織田氏は尾張国(現在の愛知県)に属しており、そこで長年にかけて国力を高めてい […]

戦国武将の死生観

今となっては超高齢社会という時代だったのだが、戦国時代を遡ってみると50年生きられるかどうかわからなかった時代である。小さい子供でさえも無くなる可能性の高かった時代だった。 その時代の中で武士・武将たちはどのような「死生観」を持っていたのだろうか。本書ではそのことについて考察を行っている。 第一章「三英傑 信長・秀吉・家康の死にざまと死生観」 「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。ひ […]