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職業

17歳のうた

あなたの17歳はどのような人生だったのか。多くは高校生として青春を謳歌していると思う。かくいう私自身も高校生で、それも部活にのめり込んでいたため、部活の思い出が数多くあった。 本書の主人公は17歳であるのだが、舞妓として働く少女、漁師になるために修行をする少女、ローカルアイドルとして活躍する少女など、17歳の少女を中心としている。 少女たちだけの人生を描いた短編集のように思えるのだが、共通している […]

光が照らす未来 照明デザインの仕事

光は人を明るくするだけではなく、仕事をするにあたって必要なものである。しかし光は観光名所に光を灯し、彩を与えることもできる。そういった光を証明でもって操り、それでいてデザインを行う、いわゆる「照明デザイナー」と呼ばれる職業の人がいる。本書はその照明デザイナーの人生とともに、なぜ照明デザイナーになったのかを取り上げている。 第1章「将来を考え続けた学生時代」 著者は1938年に生まれた。ちょうど第二 […]

働く意味とキャリア形成

高度経済成長期は「働くことの意味」を考えることなく、只々目の前の仕事に対して一生懸命になることで生計を立てたり、生き甲斐と思ったりすることがあった。転職もあまりなく、一度就職した会社に約40年間勤めることもできた。「24時間働けますか」という時代でも誰しも不満に思うことが少なかった。 しかし高度経済成長も終わり、バブルが弾けた頃から「働くこと」への意義を見いだすことが始まった。ただ「労働観」に関し […]

プロフェッショナル原論

「プロフェッショナル」とは一体何なのか。 社会人になった時からずっと職業性からか「プロフェッショナルを目指せ」と言われる。 本書の表紙をめくってみると、 「高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業」 と書かれてある。しかしそれではあまりよくわからない。本書は「プロフェッショナル」とは何かについて解き明かしている。 第一章「プロフェッショナルとは」 プロフェッショナ […]

これから何が起こるのか

「ワークライフ“アンバランス”」の著者である田島弓子氏つながりということでもう一つ。 実は上記の著書を書評した時にお礼のメールが届いた。セミナーでも著書でも「智恵」を使っているということに疑問を持ったのだが、田嶋氏によると本書の著者である田坂広志氏のファンであることで、 「知識社会で活躍するのは、職業的な智恵で仕事をしている人」に影響を受けたそうである。 そのルーツを調べるため、田坂氏の著書を手当 […]