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自然

競馬も「自然」との闘いだ スポーツx気象の分析

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 競馬にしても、屋外スポーツにしても、「天気」と言う概念は切っても切れないものである。よくスポーツで言う所の「コンディション」と言う言葉があるが、その一つが雨や風といった天候がある。その天候は自身ではコントロールできず、読み抜き、どう戦うかとといった判断を行い、変化を行うことが大切である。その天候と試合について本書ではスポーツと競馬、両方の観点から取り上げて […]

自然に学ぶ

本書の著者の名前を見てピンと思い浮かんだ人もいるかもしれない。もっとも本書の帯にも書いてあるのだが、今からちょうど20年前の2000年にノーベル化学賞を受賞した方である。その白川氏が自身、そして研究者としての人生を振り返りながら、科学の愉しさをエッセイとして綴った一冊が本書である。 1.「自然に学ぶ」 長らく科学的に研究を続けていった中で新たな発見を見出すことができるようになる。と同時に科学におけ […]

けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然

決して松本清張の小説や昨年秋にアニメ化された同名のマンガのことを指しているわけではない。本書で紹介するのは本当の意味での「けもの道(獣道)」であり、動物が通る道のことを指し、猟師はその道を行き交いながら狩猟を行うことを生業としている。その現役猟師がけもの道へ赴き、狩猟を重ねながら動物たちとの関わりをどうしていくかについて論じている。 1.「猟師の眼に映る山と動物たち」 もっとも狩猟自体は食用として […]

歩く、見る、聞く 人びとの自然再生

自然は変化する。それは様々な気象変化による自然手的なもの、そして人間が開発のために行った人為的なものとある。もっとも人為的なものにしても自然と共生するものと、対立するものとで分別される。 自然の変化もあるのだが、中にはそれを「自然破壊」と主張するのだが、もっとも人と自然との関係と自然再生とはどのような関係であるべきなのか、そのことについて取り上げている。 第1章「自然とは何だろうか?―人間との相互 […]

カラー版 パタゴニアを行く

南アメリカ大陸の中で南緯40度付近にある地域であり、ちょうどチリとアルゼンチンに跨がる地域であり、アンデス山脈やホーン岬まで含まれる広い地域である。この地域は海・山もあればスコールのある地域もあれば、砂漠も存在する。日本にあるようなモンスーンも存在しており、春夏秋冬の味わうことのできる地域でもある。その地域は東西南北それぞれあるのだが、いったいどのような特色があるのか風景・スポットの写真とともに取 […]

いなしの智恵 日本社会は「自然と寄り添い」発展する

「いなす」とは、 「1.人を行かせる。帰らせる。離縁する。  2.相撲で、急に体をかわして相手をおよがせる。  3.転じて、相手の攻撃・追及を軽くあしらう。  4.愚弄する。悪口をいう。」(「広辞苑 第七版」より) という。本書では2.のことを挙げているのだが、元々相撲の言葉であるのだが、格闘技の世界でもけっこう挙げられる。そもそも相手の気持ちや力を読み解き、利用すると言うことは人と自然との関係に […]

「奇跡の自然」の守りかた―三浦半島・小網代の谷から

私自身も神奈川県に住んでいるのだが、その中にはマグロや牛肉の名産地である三浦半島がある。その半島は自然豊かであるのだが、その中でも「小網代(こあじろ)」と呼ばれる場所は自然の中でも「奇跡」と呼ばれる「谷」があるという。その発見と観光名所、そして自然保護の場所として扱われるまでのあらましを取り上げているのが本書である。 第1章「奇跡の流域「小網代」を発見! 1983~87」 様々な自然を追って、津々 […]

週末ナチュラリストのすすめ

ナチュラリストといえば自然をふれあい、伝える立場にあるのだが、日本人のナチュラリストの中で最も有名な人物として「ムツゴロウさん」として知られる畑正憲氏である。他にもCWニコルがおり、そろそろGWが近づくと「GWニコル」となってCMに出演することがあるかもしれない。 ナチュラリストと言っても本気が自然で好きになり、生業とするような人でないとできないように見えて実は簡単にできるのだという。その人は週末 […]

「結果」は自然に現れる!

結果が出ないという方も少なくない。最も自分自身も結果が出ずに苦しむようなことが何度もあった。その様な中で、結果をいかに現れるにはどうしたら良いか、どのような心構えを持ったらよいのか、そのことを取り上げているのが本書である。 第1章「“この現実”が教えてくれること」 現実は厳しいものである。しかしその厳しさは見方を変えてみると、一種の「メッセージ」として表すことができるようになる。そしてそのメッセー […]

里山資本主義~日本経済は「安心の原理」で動く

角川書店 岸山様より献本御礼。 「里山資本主義」と言う言葉は本書に出会うまで聞いたことが無い。少なくとも「資本主義」には貨幣や株といったものが流通しており、流通の度合いによって好景気になったり不景気になったりする。このことを本書では「マネー資本主義」と定義されているのだが、「里山資本主義」はこの「マネー資本主義」が原点となっている。 しかし「マネー」さえあれば、日本は成長するのか。本書に出会うまで […]