書評 魚にも自分がわかる ――動物認知研究の最先端 「認知」は人間特有のものではない。多くの動物には「脳」があり、その脳の働きなどにより、「認知」機能が備わっている。しかし動物によって、どのように認知されるかは異なる。 そこで本書である。本書は魚における認知機能がどのようなものなのか、現在の... 2022.06.29 書評生物学
書評 「かわいい」のちから 実験で探るその心理 もはや「かわいい」と言う言葉は世界共通語になりつつある。もっともかわいいは英語で「cute」とあるのだが、日本の文化を可愛いと称するときは「Kawaii」と主張したり、書くこともある。その「Kawaii」に対して、昨年10月頃インターネット... 2022.01.02 書評物理・化学
書評 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き 人の「認知」は不思議なものがあり、注意・思考・決定などに関して様々な「バイアス(負荷)」があるのだという。そのバイアスはどこからきており、認知に対してどのような影響を与えるのか、本書はそのことについて取り上げている。 第1章「注意と記憶のバ... 2021.03.09 書評物理・化学
書評 教養としての認知科学 大学で認知科学を勉強していたこともあり、本書はちょっと面白そうと思い手に取った。そもそも勉強したのが今から10年ほど前になるので、うろ覚えになっている部分もあるのだが、そのうろ覚えになっている部分があることから復習がてら本書を見ていこうと思... 2016.10.05 書評物理・化学
医学 イメージ脳 人には誰にでもイメージ(想像)をすることができる動物である。そのイメージは右脳から来ていることはほぼ誰にでも知っているような話であるのだが、具体的に脳のどの器官から人はイメージするのかはわからない。本書はそのことを解き明かすのと同時に、イメ... 2016.01.14 医学書評
書評 錯覚学─知覚の謎を解く 皆さんは「錯覚」を覚えたことがあるのだろうか。 私も普段の生活の中で「錯覚」を覚えてしまうようなことは度々ある。それは何気ないところにもあるのだが、科学雑誌で「錯覚」を覚えさせられるような本もあり、それで錯覚を呼び起こしてしまうこともある。... 2013.05.21 書評生物学
医学 あなたは人にどう見られているか 自分がどのように見られているのか、顔や人柄などの第一印象からコミュニケーションまで様々な角度から問い詰められている1冊。私自身大学や新人研修でさんざんコミュニケーションについて勉強してきたのでこの手の内容は手に取るようにわかる。 第1章は前... 2008.06.30 医学書評