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講談社+α新書

人生ってなんだ

私自身、昨月37歳になった。「もうここまで生きたか」という感情もあれば、「まだ37歳か」という感情の両方を持ってしまう。 その37年間の中で「人生」を振り返ることはあれど、人生とは何かという問いを考える事も何度かあった。本書に限らず色々な本を読み、様々な人の話を聞きながら考えていくのだが、未だに結論が出ない。もしかしたら結論は人それぞれで、中にはないのかもしれない。 そこで本書である。劇作家であり […]

超入門カーボンニュートラル

F1などモータースポーツを舞台に活躍しているホンダが、昨年11月に2021年シーズンを最後にF1から撤退することを発表した。その理由として本書で紹介する「カーボンニュートラル」の実現に注力したいとのことだった。実際にホンダは今年4月に三部敏宏が新社長となり、2050年という長期にわたるカーボンニュートラルへのロードマップを示したばかりである。 ホンダを始め自動車業界でもカーボンニュートラルへの動き […]

2020年以降の業界地図 東京五輪後でもぐんぐん伸びるニッポン企業

本書は出版されたのは2018年であるため、現在では少し状況が変わっているかもしれない。というのはそもそも東京オリンピックは新型コロナウイルスの影響により、現時点で2021年に延期することが決まったのだが、終息するかどうか不明の状況のため、今後開催面も含めてどうなるかわからない。そのため今年以降の業界地図としてどのような企業が伸びるのかと言うことを念頭にして見ておいた方が良い。 第1章「電気自動車で […]

東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる

何とも物騒なタイトルであるのだが、「危機管理」を観点にするのであれば核ミサイルも避けて通れないトピックの一つである。もしもミサイルが落ちたのであればどうなるのかのほかにも、どこが狙われるのかもそう定位しておく必要がある。その想定の中にはどのようなものが行うのか、そして対策はどうしたらよいのか、そのことを通りあげているのが本書である。 第一章「最も核被弾の可能性が高い街ー横須賀」 横須賀といえば米軍 […]

日本の花火はなぜ世界一なのか?

夏の風物詩の一つと言われる花火。花火について見物する「花火大会」は毎夏全国各地にて行われており、多くの見物客が詰めかける一大イベントになっている。私の住む鎌倉でも、毎年のように海岸で花火大会が行われているが、今年は開催・中止と二転三転するような事態に見舞われてしまった。 夏の風物詩である花火は世界的に見たら「世界一」と言われているのだが、その所以はどこにあるのか、そして全国各地の花火大会や未来につ […]

世論調査と政治――数字はどこまで信用できるのか

当ブログでも政治に関しての言及は多々ある。しかし世論調査に関しては私自身はいっさい関心がない、と言うよりは信じていない。世論調査は各新聞社やテレビ局によって数字がバラバラなのだが、局や新聞社それぞれのイデオロギーが見え見えだからである。またそれを「民意」とか「国民の意見」と言うものだから困りものである。それにより首相の意見野党の意見が振り回され、野党はそれを武器にする。常に国民を意識することが民主 […]

肝臓病の「常識」を疑え!

私事ながら、先日の健康診断で肝臓に関して精密検査を受けるように言われた。一応今週は時間が空いているので精密検査を受けたが、実際肝臓病に関して危険な病気であることを聞いていたがそれに関しての情報も乏しく、もし本当に肝臓病だったらどのような治療法がいいのかということを気にしながら本書を手に取った。本書はよくいわれる肝臓病に関しての「常識」を疑いながら正しい方法を伝授している。著者が肝臓病に関することの […]

中国が「反日」を捨てる日

2005年の春に中国で大規模な反日運動がおこった。しかもその中国では現在オリンピックが行われている。福田外交で中国との関係が明るいように見えるが、実際福田首相は媚中であるのであんまりいい印象がない。むしろ隣国はわかりあえないことを知らないのではなかろうか。 例えばフランスとイギリスは関係が嫌悪であり、事あるごとに罵倒合戦になるという。胡錦濤体制になって1期目に反日関係のことがたくさんあった。これに […]

「占い」は信じるな!

本書は様々な占いについて根底から批判している。とはいえ著者も「五術占い全書」など多数の戦術化を育てるなど占いに携わっていると言っていい。その立場から言っているのであろう。 私自身も占いというのは信じないが、楽しみ程度に「今日の占い」というのを見ることがある。しかしそれも必要ないと著者は言っている。これは人それぞれ好き好きはあるのでこれについては批判しようがない。楽しみ程度であれば私はいいと思ってい […]

人はなぜ危険に近づくのか

人はなぜ危険に近づくのかという好奇心を心理的に分析しているのが本書である。特に注目すべきなのは後半、男性は危険を愛好する人が多く、女性は危険に関して回避している人が多かったというところ。私自身も危険な場をTVを介してみたときに、危ないから近づくなと言われても「近づきたい」という好奇心がわいてしまう。 またリスクが大きいときも、そのリスクについついよってしまうということが多い。これは「獲得したい」と […]