TAG

農家

女神のサラダ

本書は野菜、もとい農場を舞台とした短編集である。場所も群馬県昭和村、岡山県備前市、北海道京極町、長崎県諫早市、和歌山県広川町、岩手県葛巻町、香川県小豆島町、石川県小松市と、ほぼ全国を網羅している。 それぞれの場所の名産地であるため、その地で有名な野菜もふんだんに出てくるのだが、それぞれの野菜を育てる方々の葛藤もキチンと描かれている。巷のニュースや本などでは農業は難しいといったことを見聞きするのだが […]

父のひと粒、太陽のギフト

ニートの生活から脱するため、紹介されたとある会社で働くことになった主人公。しかし仕事場はまさに「農業」だった。しかし主人公は元々実家が農業をやっていたことから、働くことへの意欲を見出すことができなかった。 しかしいざ働いて行くにつれ、農業の楽しさ、働くことの楽しさを見出していった。その最中、はたいている農場で、変死体が見つかってしまう。その「死」の真相は、農村、とうよりも「集落」というコミュニティ […]

日本の農業は“風評被害”に負けない

東日本大震災を始め、農業・漁業などに関して災害が起こると、「風評被害」と言うのが起こる。風評被害について簡単に言うと、災害における無根拠な説を流布して、農業・漁業の生産や販売を直接、および間接的に妨害するといったことを表している。とりわけこの東日本大震災では数多くの風評被害が起こっており、現在進行形にて流布されているものも少なくない。 しかしそんな風評被害に対し、立ち向かっている農家の方々も存在す […]

真っ当な野菜、危ない野菜 ~「安全・安心・おいしい」を手に入れる賢い知恵~

八百屋やスーパーなどで売られている野菜、その野菜の中には「真っ当」なものから「危ない」ものまで溢れているのだという。 ではこの「真っ当」と「危ない」の基準はどこにあるのだろうか。そして「真っ当」な野菜が少なくなった理由とはいったいどこにあるのか、処方箋はあるのか、本書は農業そのものの現状とともに提言をしている。 第1章「農業の産業化で失われた4つのこと」 簡単にいえば、「真っ当」と呼ばれている野菜 […]