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里山

動物たちの反乱

今となっては鳴りを潜めているが、高度経済成長から失われた10年あたりくらいまでは郊外の「再開発事業」により、森や山といった自然が切り崩され、自然破壊・生態構造の崩壊が起こった。特にシカの食害やクマの出没などが地域ニュースなどに取り上げられ話題となるほどである。 かつては人と動物はともに共存をしており、「ギブ&テイク」の関係で成り立っていたのだが、その関係がいかにして崩れ、「敵対関係」と見ら […]

里山資本主義~日本経済は「安心の原理」で動く

角川書店 岸山様より献本御礼。 「里山資本主義」と言う言葉は本書に出会うまで聞いたことが無い。少なくとも「資本主義」には貨幣や株といったものが流通しており、流通の度合いによって好景気になったり不景気になったりする。このことを本書では「マネー資本主義」と定義されているのだが、「里山資本主義」はこの「マネー資本主義」が原点となっている。 しかし「マネー」さえあれば、日本は成長するのか。本書に出会うまで […]