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雇用

障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。

ここ最近起業にて「ダイバーシティ」と言う言葉を使う所が多くなってきた。ようは身体・精神などありとあらゆる場面で多様な人を雇い、育てるという概念が広がりを見せているというものである。もちろん障がい者も例外ではないのだが、障がいの度合いによっては難しい部分も否めない。また障がい者雇用というのも存在するのだが、稼ぎが無いと行ったイメージがもたれやすい。しかし本書は障がい者で働きながらも稼いでいる方々を取 […]

「AIで仕事がなくなる」論のウソ

AIの技術がますます進歩しており、最近ではツールの技術のなかにAIが出てきて、助けになることも少なくない。もちろんそのAIを含めたロボットの技術によって取って代わると言った論者も少なくない。 裏を返すと、今まであった仕事がAIロボットによってできることによって人間としては働ける仕事の種類が少なくなる、あるいはなくなるといったことを主張する方々もいる。しかし著者はAIが進化しても仕事がなくなることは […]

AIと日本の雇用

AIの技術は目覚ましく、最近では囲碁・将棋の世界でトッププロに勝利したという事例がある。それだけ計算制御面でも大きな進化を遂げており、実際にAI技術でもって人間の仕事がロボットによって行われると言った事も出てくる。と同時に人間としての仕事が失われると言ったことを危惧している人も少なくない。もっとも技術革新によって新しい仕事が生まれたり、逆に失われたりといったことはあり、別にAIが生まれたから危惧す […]

〈女子力〉革命

最近では「女性の社会進出」が叫ばれており、なおかつ女子に関してのことが多く取り上げられている。ビジネス書などでも例外ではなく、女子力を題材とした本も数多く並んでいるほどである。 そもそも「女子力」はビジネスに限らず、ライフスタイルにも大きな影響を及ぼしているのだが、そもそも「女子力革命」とはいったい何なのか、そのことと、女子力の奥深さをビジネスや人口などの様々な角度から取り上げられている。 第1部 […]

私たちのしごと――障害者雇用の現場から

日本では昭和35年に「障害者雇用促進法(障害者の雇用の促進等に関する法律)」が制定し、障害者に関する雇用が積極的に行われるようになったのだが、当時の法律は「身体障害者」が中心であったのだが、後に知覚・精神と様々な障害へと範囲を広げられるようになり、今年に至っては法定雇用率の算定基礎など大きく改正されることとなった。もちろん企業も障害者雇用に対して積極的に行われているのだが、そもそも土のように進んで […]

お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える

就活と言うと今から10年前に行ったことがあるため、記憶はそれほど濃いわけではないのだが、必死になって、なおかつ何度も電車・飛行機などで移動したことは今でもハッキリと覚えている。そのような中で就活を必死にしていたのだが、本書のタイトルにある「お祈りメール」は何度ももらったことがある。 私事はさておき、本書のタイトルを見ると昨年の「保育園落ちた」の記事が話題となったのだが、それを捩っているようでいてな […]

雇用身分社会

雇用形態における「身分」があるのだという。それは一体どのようなものかと考えていくと、最近では「正社員」「契約社員」「派遣」「アルバイト」「パート」「嘱託」など会社の従業員と一括りにしても多種多様な種類が存在するという。しかもその多種多様さが差別を生み出しているというが、その理由を本書にて指摘している。 第1章「戦前の雇用身分制」 「雇用身分」は戦前の頃から存在した。何かというと「職工」と呼ばれる工 […]

働き盛りがなぜ死を選ぶのか―<デフレ自殺>への処方箋

世代別の死亡要因として挙げられる資料に、毎年20~40代の人の死因の第1位は自殺となっている。もっと言うと、自殺は高齢者にも波及しており、毎年3万人もの自殺者が出ている要因になっている。 本書は高齢者の自殺ではなく、最初に取り上げた働き盛りの世代がなぜ自殺を選ぶのか、その要因を迫っている。 第一章「国全体がうつ病にかかった?」 自殺に走る要因の一つとして「うつ病」が挙げられる。その「うつ病」が自殺 […]

雇用大崩壊

もはや終身雇用は完全に崩壊したと言っても過言ではない。そのことから本書のタイトルにある「雇用大崩壊」が起こっているともいえるのだが、それだけではない。非正規雇用が増えてきており、サラリーマンになれず、不安定な人生を歩んでいく人々が増えてきているという。その状況はなぜできたのか、そしてこれから雇用はどうなっていくのか、本書は2009年に出版されたのだが、そもそも雇用崩壊の起源を追い、そして現状を鑑み […]

戦後日本の経済と社会――平和共生のアジアへ

今となっては世界第三位の経済大国だったのだが、数年前まではアメリカに次ぐ世界第二位だった。その世界第二位に上り詰めた最大の要因の一つとして高度経済成長による世界的にも類を見ない、目覚ましい経済成長を遂げたことにある。その戦後経済の中で大きな成長を見せたのと同時に、ひずみもまた存在したという。 本書は戦後日本がどのような経済成長をたどり、経済体系を作っていったか、そしてこれから日本の経済のみならず、 […]