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震災

小さなパン屋が社会を変えるー世界にはばたくパンの缶詰

非常食の中で「パンの缶詰」なるものはいくつも存在する。かつては「乾パン」が主であったのだが、最近ではラスクもあれば、保存できるソフトパンなども存在しており、「パンの缶詰」は非常時の備蓄用として用いられており、親しまれている。 その大きなきっかけとなったのはちょうど25年前に起こった「阪神・淡路大震災」である。この震災では防災意識の広がりを見せていたのだが、防災にまつわる非常食の変化が起こりだした。 […]

大震災のとき!企業の調達・購買部門はこう動いた―これからのほんとうのリスクヘッジ

東日本大震災が起こって6年の月日が、そして熊本地震が起こって1年の月日が流れた。言うまでもないが日本は地震大国であり、毎年のように所々で大きな地震になる。それが大震災につながることもごくまれにある。その震災の時に調達や購買などの良く言われる小売業はどのような対応を行い、なおかつどのような災害支援を行ったら良いのか、そのことを提示している。 Chapter1「震災時の危機に立ち向かったバイヤーたち」 […]

国民ID制度が日本を救う

今年の10月1日から「マイナンバー法(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律)」に基づく「マイナンバー(個人番号)」の通知が開始され、2016年の1月から適用されることになった。このことで納税や給与に関して一元的に管理ができるようになるのだが、この制度がどこまで有効的に活用できるのか、それは未知数というほかない。 そのきっかけとなったのが「消えた年金」や「役所たらい回し […]

復興<災害>――阪神・淡路大震災と東日本大震災

今年で阪神・淡路大震災から20年の月日を迎える。のべ6千4百人もの命を失われ、今もなお震災の傷跡は癒えていない。さらに4年前には三陸地方を中心とした「東日本大震災」が起こり、こちらは現在も復興を進めているという様相である。この2つの震災にはそれぞれの「教訓」があるのだが、その教訓は生かされているのだろうか。本書はそのことについて論じている。 第Ⅰ部「復興の20年―阪神・淡路大震災のいま」 阪神・淡 […]

幸せをつくる、ナースの私にできること

東日本大震災は約3万人もの人命を奪っていった。その一方で震災が起こったときに自衛隊や国境なき医師団、本書で紹介される医師や看護師の方々の尽力により助かった命もある。 現在、最も被害を受けた東北地方では復興に向けて進んでいるのだが、未だに「震災関連死」といった二次災害も続いていることは、忘れてはならない事実としてある。 本書は震災から「災害看護」に当たった看護師の方々について、看護師の立場から綴って […]

大停電を回避せよ!

昨今では「福島第一原発事故」の事が報道されがちであるが、この季節は日本でもっとも電気を使う季節と言える。全国的な猛暑になり、扇風機やクーラーを使う季節である。そのような理由により、このような季節になると「計画停電」を行うところも出てくる。そうなったときもそうなでないときも、メディアや国民は批判やヤジを飛ばす。 とりわけそういった電力会社に勤めているだけで、一種の「差別」を被ることさえある。しかしそ […]

地震予知の科学

2006年に緊急地震速報というのが公式にスタートしてからもう3年経とうとしている。私は今でも地震予知というのに関しては信じておらず、実際にこれが役に立ったというケースを聞いたことがない。政府主導で動いているため税金の無駄遣いだという声も少なくない。 本書はこの地震予知について、日本地震学会の中でも、前述の予知についての検討委員会の観点から、地震予知の必要性を主張している。 1「地震の発生をあらかじ […]