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食品

発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

日本では発酵食品が数多く、親しまれているのだが、そもそも発酵もまた「文化」の一つとして挙げられる。もっとも発酵技術はなぜつくられ、広まっていったのか。そして経済的、文化的な影響とはどこにあるのか、本書は「発酵文化人類学」という本書に出会うまで一度も聞き慣れなかった学問をもとにして考察を行っている。 PERT1「ホモ・ファーメンタム」 元々発酵の歴史を辿ってみるとワインがあり、考古学的に考えていくと […]

産廃Gメンが見た 食品廃棄の裏側

先月の節分では売れ残った恵方巻が大量に廃棄されるニュースを見たことがある。最もそれに限らず、過剰に生産した野菜を廃棄するといったことは私が北海道にいたときにほぼ毎年のようにニュースにて見たことがある。 もっとも私自身もスーパーの食品売り場のアルバイトをしていた時に食べ物を大量に廃棄するといったことがあった。そういったことを体験したとき、子どもの頃父親から「食べ物を粗末にするな!」と怒られたことを思 […]

激安食品の落とし穴

私自身、貧乏性であることから、買い物をする際はできるだけ安いところで買ってしまう。そのためか、少しでも安いものを食品でもなんでも買いたがってしまう傾向にある。もちろん近くに激安商品があると、途端に飛びつくような習性を持ってしまっている。 そこで本書である。その「激安」と呼ばれているものには、驚くべき落とし穴が存在するのだという。その落とし穴とは一体どのようなものなのか。それを暴いている。 第1章「 […]

危険な食品の見分け方

食品というと先月の26日、WHO(世界保健機関)の専門組織「国際がん研究機関(IARC)」が加工肉について発がん性のある物質に指定したことで大きく話題となった。現在もそのことについて議論が白熱しているのだが、かねてから危険な食品の一つであるという議論があったことは間違いない。 それに関連して本書では「危険な食品」には何があるのか、そしてその食品にはどのようなものがあるのか、そしてそれを見分けるため […]

アンチエイジング・バトル 最終決着

高齢化社会に伴い、「アンチエイジング」と言われる健康法が日常茶飯事のごとく紹介されている。しかしその中にはあてにならないものから、想像を絶するような効果をもたらすものもある。しかもそれについての議論も絶えず、一部で泥沼化するほどの不毛な論戦をするケースもある。 本書はそんなアンチエイジングの方法について「最終決着」と題して、食・健康食品・体の部位・医療など様々な分野における、細々とした方法について […]

日中食品汚染

中国における食品汚染が止まらない。最近でも期限切れ肉が輸出されたことにより、日本でも大騒ぎとなった。もちろん今回の期限切れ肉に始まった話ではない。他にも毒入りギョウザはもちろんのこと、ホウレン草や野菜エキスによって、時には日本人が食べて病気にかかった事例もある。これは中国産の食品についてもさることながら日本における衛生面の検査体制の甘さをも露呈することになってしまった。そういう意味で本書のタイトル […]

医師が本当に実践しているツッコミ健康法

近年ではエクササイズやストレッチなどのダイエット法が流行の的となっている。そうでなくても健康法やダイエット術は女性を中心に人気があり、書店でも平積みにされているケースがある。 しかし巷にある健康法の中には胡散臭いものもあるのは確かであり、方法によっては実践すると病気になったり、体をこわしたりすることもある。 本書はその健康法や健康本に対する「ツッコミ」を行いつつ、正しい健康法とは何かを示している。 […]

ラーメンと愛国

もはや「国民食」として愛されているラーメン。そのラーメンも時代とともに変化をしている。名店と呼ばれる所では日本各地に支店を出し、カップラーメンのプロデュースまで行い、かつカップラーメンもカレーやトマトなど味も多岐に広がっていった。 そもそもラーメンは水戸光圀が中国大陸から輸入したものを食したことが始まりと言われているが、広くインスタントがつくられ、現在のように広く食され始めたのは戦後になってからの […]