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麻雀

「次の一手」はどう決まるか―棋士の直観と脳科学

将棋や囲碁、さらには麻雀、最近ではテレビゲームのプロ舞台「e-Sports」など、いわゆる「知的格闘技」なる舞台がある。その舞台では常に「次の一手」を考えるために様々な思考力を張り巡らす。それが戦いの中で何度もある中で棋士によっては1戦で5㎏体重を落とすというようなことさえもある。次の一手を決めるために思考を張り巡らされるのだが、将棋棋士、さらには脳科学研究者のコラボレーションでもって科学的に考察 […]

いねむり先生

本書はフィクションのようであるが、ほとんど著者と自伝とも言える作品である。本書のタイトル「いねむり先生」は作家としても有名であるが、それ以上に麻雀では「雀聖」という名をほしいままにした阿佐田哲也(色川武大)を表している。なぜ「いねむり」かというと、戦後間もないときから突発性睡眠症候群(ナルコレプシー)にかかっており、所構わず居眠りをする事があったために名付けられた。阿佐田哲也の周囲には麻雀仲間、作 […]

人生勝たなきゃ意味が無い

「無敵のストリートファイター」 「寡黙なリーチファイター」 「麻雀攻めダルマ」 そのような異名を持つプロ雀士がいる。 その男の名は「佐々木寿人」 日本プロ麻雀連盟に所属しており、モンド杯を3度、天空麻雀を3度優勝した実力派の若手雀士である。私もTVやニコニコ生放送で麻雀番組を観るのだが、スピードと打点の高さは他の若手雀士を凌駕していると思う。 本書は攻撃的な麻雀スタイルで数多くのタイトルをもぎ取っ […]

ろくでなし 伝説のミスター麻雀、酒と女とカネの無頼75年

様々な人の「生き方」「人生」という本は目にしており、当ブログでも取り上げられているが、著者ほど「生きざま」といえるような一冊を目にしたことはない。あったとしても本書の帯紙にあるように無類派の囲碁棋士として知られた藤沢秀行くらいである。 前置きはもう少し続く。私は現在はそれほどやらないものの、小学生の頃から麻雀をやったことがある。小さい頃はあくまでTVゲームで育った程度であったが、大学になると何度か […]

壁をブチ破る最強の言葉

私はいまはほとんどやらないが、大学4年あたりまではどっぷりと麻雀にのめり込んでいった時がある。私はマージャン歴は結構あり、小学5年生の時からだが、その時から麻雀に関する本に読みふけっていたということを今も思い出す。プロ雀士では小島武夫を憧れとしていたし、「雀聖」阿佐田哲也や20年間無敗であった「雀鬼」桜井章一に関する漫画も読んだことがある。 本書はこの中でも独特の人生訓を持つ「雀鬼」桜井章一の人生 […]