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KY

「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法

著者の鈴木様より献本御礼。 「空気」というのは日本では重用されているのだが、2007年に「KY」が流行語になったように、日本人は「空気」そのものが過度に敏感になってしまっている。しかもその「空気」を乱すことを極端に嫌い、動かそうとすると排除されるようなものを醸し、「空気」のままに物事が進んでしまう。そのことで悲劇を繰り返してきた歴史がある。 そう考えると、「空気」そのものが悪者のように見えるのだが […]

暴走する「世間」

この頃「世間」というものが猛威をふるっている。しかしそれは人々の実感なしに猛威をふるっているだけに非常に厄介な存在である。その最たるものが「KY」をはじめとした「空気」による支配である。それについて本書では2004年の「イラク人質事件」についてのバッシングについて例を挙げている。 これについては私自身も「自己責任論」について大きな違和感があった。確かに戦々恐々としている場であるので危険であるが、そ […]