TAG

NHK新書

なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか

私自身パンは好きでも嫌いでもないのだが、毎日とまでは行かないまでも頻繁に食べることが多い。ではフランスパンはと言うと、よくあるパンよりもさらに頻度は少ないが食べることがある。食べ応えがあり、少し食べただけでも満足してしまう感覚になる。もっともフランスパンは言うまでもなくフランスが本場であるのだが、その本場を抜いて世界一となったのが日本であるという。もっともフランスパンを世界一に昇華させた要因とはい […]

「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える

よくビジネス書で「できる人」と言うような言葉をよく見かける。しかし実際に「できる人」というのはどういうものなのだろうか。人によっては「気が利く人」、あるいは「手早く仕事ができる人」など要素は様々なものがある。そういった風潮にはかつて存在していた「終身雇用制度」があり、それが崩壊したことによって企業は自分自身を守ってくれなくなったと言うのがある。それが「できる人」は何なのかをつくられるようになり、ビ […]

スポーツ・インテリジェンス―オリンピックの勝敗は情報戦で決まる

「インテリジェンス」と言うと、辞書的な意味では、 「(1)知能。知性。理知。 (2)情報。」(「広辞苑 第六版」より) とある。しかし巷で見かけるインテリジェンスはむしろ、軍事的な意味での「情報戦」という役割を担っていると言っても過言ではない。この「インテリジェンス」の言葉をオリンピックなどのスポーツに当てはめられるかと言うと、スポーツの舞台でも相手の特性や戦術などの情報をつかみ、対策を取ることは […]

痴漢冤罪の恐怖―「疑わしきは有罪」なのか?

日本で最も多い冤罪事件というと痴漢である。しかも痴漢の立証責任は被害者やその周りの証言ばかりが取り上げられることが多い(状況判断によりソフトを使ってシミュレーションというのもあるがいかんせんこれが高いという)。痴漢は当然取り締まらなければならない一方で、援助交際まがいにわざと痴漢を誘導させ、逮捕されなければカネよこせという人もいたり、こういった痴漢冤罪を逆手に取り示談金を荒稼ぎするようなグループも […]

名ばかり管理職

昨年の秋ごろに「日本マクドナルド」で起こった残業代支払いを巡って起こした裁判がある。そこで「名ばかり管理職」というのが話題をさらった。先の裁判は地裁で原告の勝訴となったが、マクドナルド側が控訴し現在も係争は続いている。この窮状について昨年の11月に「クローズアップ現代」でも取り上げられた。げんざい「名ばかり管理職」が数自体は把握できていないもののコンビニやファミレスといった業界を中心に数多くいると […]

「サザエさん」的コミュニティの法則

昔から愛されているアニメ「サザエさん」。そのアニメの中には理想の家族像やコミュニティにかかわるメッセージがあるように見えると著者は言う。 日本古来の家族像、日本の共同体とは一体何なのか。日本の民俗性をサザエさんの作品から見て何が欠けているのかというのを解き明かしているが、非常に面白いところを突いていた。とりわけカツオのことについては非常に褒め称えているところが印象的であった。結構ネタになっているが […]