中東 迷走の百年史

中東諸国はオイルマネーにより資産が潤沢になる一方でイラク戦争等によりいまだに混乱状態に陥っていることも事実である。本書ではそのイラク戦争からアフガニスタン、そして今も緊張状態が続いているイスラエル・パレスチナ問題などなど百年の歴史をもとにして「なぜそうなったのか」という視点を書かれている。

これについて半分以上がアメリカ・ロシア(旧:ソ連)など強国がらみが多かったということである。中東諸国は地下資源が非常に豊富であるので争奪戦となっているという背景になっているのではないだろうかと思う。