結果は以下のとおり(GPUpdate.netより)
Pos. | ドライバー | コンストラクターズ | Tyres | Time | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | L・ハミルトン | マクラーレン | 1:31:20.847 | |||
2 | N・ピケ・ジュニア | ルノー | + 5.586 | |||
3 | F・マッサ | フェラーリ | + 9.339 | |||
4 | N・ハイドフェルド | BMW | + 9.825 | |||
5 | H・コヴァライネン | マクラーレン | + 12.411 | |||
6 | K・ライコネン | フェラーリ | + 14.483 | |||
7 | R・クビサ | BMW | + 22.603 | |||
8 | S・ヴェッテル | トロロッソ | + 33.282 | |||
9 | J・トゥルーリ | トヨタ | + 37.199 | |||
10 | N・ロズベルグ | ウィリアムズ | + 37.658 | |||
11 | F・アロンソ | ルノー | + 38.625 | |||
12 | S・ボーデ | トロロッソ | + 39.111 | |||
13 | D・クルサード | レッドブル | + 54.971 | |||
14 | 中嶋 一貴 | ウィリアムズ | + 1:00.003 | |||
15 | A・スーティル | フォースインディア | + 1:09.488 | |||
16 | J・バトン | ホンダ | + 1 laps | |||
17 | G・フィジケラ | フォースインディア | + 1:24.093 | |||
Did not finish | ||||||
18 | R・バリチェロ | ホンダ | + 17 laps | |||
19 | M・ウェーバー | レッドブル | + 27 laps | |||
20 | T・グロック | トヨタ | + 32 laps |
ハミルトンが今季初の連勝を獲得しました。途中ハラハラした場面はありましたが、最後は彼の気迫というか、マクラーレンのパフォーマンスの強さか…もう見事としか言いようがありませんでしたね。
見事といえばピケJrが10戦目にして初表彰台。これはチーム戦略のたまものでしょう。とはいえパフォーマンスとしてはフェラーリやマクラーレンよりもずっと劣っていたと考えるとブラボーとしか言いようがありません。今戦のMVPは彼じゃないでしょうか。
3位はマッサ、何とかといった感じです。サーキットの相性が悪いとは言えないようなんですが、もしかしたらフェラーリのパフォーマンスが今回は調子が悪かったのか、それとも何らかの問題を抱えていたとしか考えられません。次戦はハンガロリンク。ここはフェラーリにとってはここ最近相性の悪いコース。そこで挽回と考えるとちょっと難しいかもしれません。しかしここからの逆転もチャンピオンとなるための最重要事項としか言いようがありません。
6位のライコネンにも同様のことが言えます。もう負けられなくなったというべきでしょうか。それとも今年は調子悪いのでしょうか。ランキング3位でいながらまだ2勝しかしていません。ここからライコネンが連勝街道に乗らなければチャンピオンの可能性もぐっと下がるでしょう。
8位にヴェッテル、レッドブル移籍が決まったことの証明となったでしょう。もしレッドブルで彼が走っていたらと考えると…、もっと凄いことになってたかもしれません。
トゥルーリは9位。やっぱり予選は早くて決勝は遅いという感じが強いです。決してトゥルーリのドライビングが悪いのではなく、トヨタのパフォーマンスが予選では強いが決勝で弱い傾向にあるようです。課題はやっぱり決勝ですかね。
中島は15位。今回は我慢といったところでしょうか。しかしそのまま現状維持というわけにはいきません。ルーキーのポイントランキングもピケJrに首位を明け渡してしまいました。次からもっとポイントを稼いでほしいといったところですが…、そうなると毎回荒れるか雨が降るかになればいいんですがね。
さて次戦は2週間後、ハンガロリンク!! 奇跡よ再び!!!