冒険家 75歳エベレスト挑戦記

2008年5月26日午前7時33分(現地時間)、三浦雄一郎が世界で初めて70代で2度目のエベレスト登頂に成功した。本書はその三浦雄一郎の半生と、この2度目のエベレスト登頂の日記などがある。特に日記については三浦氏自身の思いの交錯が如実に描かれており、三浦氏がどの思い出エベレストに登ったのかと言うのがものすごく伝わった。

とあるTV番組にて三浦氏は2度目の登頂はチョモランマ(中国側)からの登頂を目標にしていたが、チベット問題の関係により結局ネパールからの登頂となってしまったという。これについても三浦氏の後悔も書かれていた。それを考えるともしかしたらチョモランマからの登頂に向けてまたエベレスト登頂に挑む可能性も捨てきれない(三浦氏次第であるが)。

アルピニストの野口健氏と同様ヒマラヤ山脈から見た地球温暖化についても刻銘に書かれており現在の地球の現状を改めて知った。ただし今回は環境問題について批判するつもりはない(別の本でやっているので)。

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