介護―現場からの検証

2000年から発足された「介護保険制度」。2004・2006年に改正され多様な要支援・要介護者のための対応について政府は考えたのだろう。しかし介護の現状はあまり変わっていない、と言うよりもむしろ悪くなっているという声が強い。現状としては非常にきついという。しかも介護というのを食い物にしたグッドウィルの問題もこのような介護の世界に闇を落としている。

老人の人口も比率も上がるだろうとする日本の現状としては介護というのは必要不可欠である。最近では「後期高齢者医療制度」についての風当たりも強い。野党らは「老人を食い物にしている」という怒りの声が上がっているが、介護保険制度などの福祉に対する予算の向上も考えなければならない。

しかし財源は赤字国債の返済等によりほとんど残っていない。それを考えると後期高齢者に対しての負担も上がるというのは致し方ないといってもいい。最も政治に関しての信頼もなく予算の使い方に関しても細かなことについて明示されていないと考えると反対や廃止を求める声も強いこともうかがえる。しかしこの保険制度については当然必要であると私は思う。その代りこの制度については予算の使われ方をはっきりとしたもので明示できなければ私は廃止すべきである。

介護における問題は後を立たないが、一つ一つ解決するというしか方法がないと思う。これについては介護業界、政府共々策を練らなければならない。