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2008年8月15日

広田弘毅

絞首刑されたA級戦犯7人の中で唯一の文官であった広田弘毅。副題には「「悲劇の宰相」の実像」と書かれているが、広田自身は自らを計らわずに生きてきた。城山三郎氏のベストセラー「落日燃ゆ」でイメージされた人が多いがこれはあくまで司馬史観である。 本書はありのままの姿で広田弘毅を書かれていたので結構面白く読めた。しかしあまり分からない人にはまず小林よしのり氏の「いわゆるA級戦犯」を読んでから入ったほうがが […]

東京裁判

本日は終戦記念日である。なので大東亜戦争および、それに関連することを今ここで見直したい。 パール判事等東京裁判に関する文献を多く読んできた。ちなみにこの「東京裁判」というのは略称で、正式には「極東国際軍事裁判」という。本書はそれの集大成と言うにふさわしい1冊である。新書ながらページ数も約400ページもあり、いかに膨大な情報からありのままの「東京裁判」を描いている1冊である。それぞれ見ていく。 第1 […]