結果は以下の通り(GPUpdate.netより)。
Pos. | ドライバー | コンストラクターズ | Tyres | Time |
---|---|---|---|---|
1 | S・ヴェッテル | トロロッソ | 1:37.555 | |
2 | H・コヴァライネン | マクラーレン | 1:37.631 | |
3 | M・ウェーバー | レッドブル | 1:38.117 | |
4 | S・ボーデ | トロロッソ | 1:38.445 | |
5 | N・ロズベルグ | ウィリアムズ | 1:38.767 | |
6 | F・マッサ | フェラーリ | 1:38.894 | |
7 | J・トゥルーリ | トヨタ | 1:39.152 | |
8 | F・アロンソ | ルノー | 1:39.751 | |
9 | T・グロック | トヨタ | 1:39.787 | |
10 | N・ハイドフェルド | BMW | 1:39.906 | |
11 | R・クビサ | BMW | 1:36.697 | |
12 | G・フィジケラ | フォースインディア | 1:36.698 | |
13 | D・クルサード | レッドブル | 1:37.284 | |
14 | K・ライコネン | フェラーリ | 1:37.522 | |
15 | L・ハミルトン | マクラーレン | 1:39.265 | |
16 | R・バリチェロ | ホンダ | 1:36.510 | |
17 | N・ピケ・ジュニア | ルノー | 1:36.630 | |
18 | 中嶋 一貴 | ウィリアムズ | 1:36.653 | |
19 | J・バトン | ホンダ | 1:37.006 | |
20 | A・スーティル | フォースインディア | 1:37.417 |
まず率直な感想を一つ、
これ、予想できませんよ。
だってそうでしょう、いくら波乱があるからと言って、勢いがあるからと言ってベッテルがPP取れるという予想はつかないでしょう。ベッテルは確かに勢いがあって最近では何度かQ3進出していますが、PPまでは予想つきません。しかもチームメートのボーデも4番手。昨年の富士以上の大波乱でした。ちなみにベッテルのPPはアロンソが持っていた最年少記録を抜いて史上最年少記録でPPを獲得という快挙を達成しました。末恐ろしい存在です。
もっと驚いたのはライコネンとハミルトンがQ2落ち。しかもそれぞれ14番グリッドと15番グリッド。決勝ではどんな戦いになるのかわかりません。何せ決勝も雨の予報が出ているので優勝だってありうるわけですから。
中嶋をはじめとした日本勢はトヨタ勢がQ3進出のみが目立ちました。雨の中嶋二世見てみたかったなぁという心残りがありました。
そしてQ1落ちの常連ともいわれるフォースインディア。なんとフィジケラがQ2進出したと考えるとこのレースがいかに波乱であったというのも窺えます。
さて優勝予想…ですが
全く当てになりません。誰が優勝してもおかしくないんですから。もう放棄していいですかぁといった感じです。しかしもう間もなく2年になる身分としてはここは予想しないといけません。
ではいきます。
本命:ハミルトン
対抗:コバライネン、ベッテル
要注意:ライコネン、マッサ、ボーデ、ウェーバー
大波乱はあれども、それを淡々としたレース運びで優勝するのがハミルトンといったところ。ここ数戦では優勝から遠ざかっているだけに優勝に対する思いはライコネン同様強いものでしょう(ベルギーでは優勝かと思ったらペナルティで逃しましたからねぇ)。それに雨のレースに強いマシンといえばマクラーレン。そう考えるとハミルトンが優勝をとるのではないのか。それに追随するのがチームメートのコバライネンといったところなので優勝はもぎ取りやすいのではないかと。
いつもは本命・対抗はフェラーリ、マクラーレン勢で毎戦占めていましたがベッテルに対抗を入れました。強豪勢のお家芸と言われたポール・トゥ・ウィンをトロロッソがやってのけるというのも見てみたいもので…。
最後にもう一回いいますが、今回のレースは何が起こるかわかりません。極端な例、フォースインディアが優勝するということもがんが得られますし、中嶋が優勝する可能性だってあります。どうなるか本当にわからないのが今週末のイタリアGPでしょう。
観ている人にとっては面白いのでいいんですがね。