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2009年2月

植民地朝鮮と児童文化―近代日韓児童文化・文学関係史研究

1910年の朝鮮併合から1945年の日本敗戦までの間に、植民地となった朝鮮で栄えた児童文化および、文学についての関係史を研究したものである。 こういった朝鮮併合時代というとインフラでの工業発展や、朝鮮独立を求める事柄、そして日本が敗戦した時に挑戦は準戦勝国となり、日本をいびり倒したこと、そして今もなお続く「従軍慰安婦」や「竹島・対馬問題」などが挙げられるが、朝鮮併合時代の朝鮮半島であった児童文化や […]

正直書評。

書評家の豊崎由美氏が「TV Bros.」の「書評の帝王 帝王の書評。帝王切開金の斧」から2004年3月〜2008年9月に取り上げられたものをまとめている。当時の話題作品を評価の高い順に「金」「銀」「鉄」の斧として、ストレートにそして評者自身のスタイルで書評を行っている。ちなみに豊崎氏は「書評王の島」でも多くの書評を行っている。 書評というのは「中立」を重んじるという人が多いが、本書を読む限り書評は […]

昆虫力

小学校の時に「昆虫採集」をした人はどれくらいいるのだろうか。私の小学校時代は昆虫採集はあまりやらなかったにしても外で遊ぶことと自分、もしくは友達の家でテレビゲームの半々であった。小学5年生以降になると第二・第四土曜日が休みとなったためその日の午前中は体育館が解放される。その時には友達とバレーボールやバスケットボールで遊んだことをよく覚えている。その時からか、体育で好きなのはと訊かれると、決まってバ […]

極上 歌丸ばなし

もはや「「笑点」の顔」とであり、落語芸術協会の会長であり、ついこの前まで肺気腫で入院していた桂歌丸の自伝である。本書が発売されてまだ間もない時に笑点で本人が宣伝していた時に三遊亭楽太郎が「遺書ですか?」と言ったそうだが、笑点を見ている限りではあと30年は大丈夫だろう。 第一章「生まれ育った真金町」 八代目桂文楽が「黒門町」、三代目古今亭志ん朝が「矢来町」と言われるが如く、桂歌丸も「真金町」でまかり […]

『出逢いの大学』特別講座 vol.2 感想

昨日は「「出会いの大学」特別講座 vol.2」に行ってまいりました。 前回の「出会いの大学」でも非常に楽しく、さらに今回はパワーアップした形での開催となりました(会場も質も懇親会も)。 奇しくも昨日はバレンタインデー。チョコの乱舞でした。 鹿田さんからチョコをいただき、さらに美崎さんの犯行予告どおり無差別「チロ」攻撃と。その全貌は美崎さんに任せますとして。 小山龍介氏 元祖「HACKS!」シリーズ […]

自分の時間

先週の土曜日から立て続けに、セミナー入れ込んだはねっ返りがもうすでに表れています。 最近書評する時間がめっきりと減ってしまったこと。 ほかにも様々なことにかける時間も減ってきました。 時間管理をもっと徹底すればという後悔もあるのですが、こういう体験もそうそうないので、これを反省材料としてまた精進します。 「時間はだれしも24時間平等に受け取っている。それを生かすも殺すもあなた次第」 そう感じた今週 […]

男は「段取り脳」でよみがえる

男の段取り脳の活性化の方法について説いている一冊である。本書の表紙を見る限りでは男も家事をやれというような感じであるが、本書でも家事について多く書かれているためあながち本書のイラストは間違いないとみていいかもしれない。 第1章「洗濯、掃除、アイロンがけで脳活性」 第2章「買い物外出の効用」 第3章「料理は脳を鍛える最高の家事」 第4章「慣れないおカネの使い方をしよう」 今回は細かく評するよりもまと […]

「仕事はストーリーで動かそう!」出版記念セミナー

昨日は「仕事はストーリーで動かそう!」でおなじみの川上徹也氏の出版記念セミナーに参加いたしました。 今回も簡単にまとめていきたいと思います。今回はゲストトークが豪華です。 ゲストトーク1 山田真哉氏 「さおだけ屋」や「女子大生会計士シリーズ」でベストセラーを連発している山田真哉氏。 ストーリーとは三つの「り」であると。 1.もりあがり  2.ノリ  3.語り口 ……気づいた方はいるかと思いますが、 […]

親馬鹿力のおかげです―福を呼ぶ、人の育て方

「気をつけろ 黄色い着物が やってくる」 一昨年の秋に林家木久扇・木久蔵のダブル襲名し、名実ともに「馬鹿親子」をほしいままにした。「笑点」見ている人であればわかるだろう。 本書はその親子の生い立ちと共に木久扇の子育て指南をする一冊である。「抱腹絶倒!」とまではいかないが、面白おかしく書かれており、今の子育ての現状にたいして暗に一石投じるようであった。 第一笑「こんな親だけど、よろしく」 ここでは木 […]

レッドブル RB5を発表

レッドブル RB5を発表 http://f1.gpupdate.net/ja/news/2009/02/09/206661/ 数日前の話で放置状態となっていましたが、レッドブルが新車発表を行いました。ラインナップは、ウェーバーと昨年イタリアGPで最年少優勝を果たしたベッテルです。 ただレッドブルはというとこの新車発表前後でいろいろとありました。まずはウェーバーが骨折。一応開幕戦のメルボルン(自身の […]