約1カ月がまるで短かったようでした。
にもかかわらず相変わらず話題の多いこと多いこと…。前戦でマッサが予選のアクシデントにより、決勝で出走できず、夏休みは自宅療養になりまして、その代役としてミハエルが走ると話題になったものの、バイク事故による首の怪我がネックとなり断念。フェラーリドライバーを陰で支えているテスト・ドライバー、ルカ・パドエルが代役として出走することになりました。
さらに前戦のことで、今戦出場停止処分を受けたルノーも控訴審で勝利し、アロンソ2度目のホームレースも満を持して登場という運びとなりました。
1ヶ月間待ちくたびれましたが、いよいよチャンピオンレースも佳境といったところでしょう。さてフリー走行1・2回目の結果です(GPUpdate.netより)。
1回目
Pos. | ドライバー | コンストラクターズ | Tyres | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | R・バリチェロ | ブラウンGP | 1:42.460 | 19 | |
2 | H・コヴァライネン | マクラーレン | 1:42.636 | 16 | |
3 | L・ハミルトン | マクラーレン | 1:42.654 | 18 | |
4 | J・バトン | ブラウンGP | 1:43.074 | 19 | |
5 | S・ヴェッテル | レッドブル | 1:43.088 | 17 | |
6 | A・スーティル | フォースインディア | 1:43.209 | 13 | |
7 | 中嶋 一貴 | ウィリアムズ | 1:43.225 | 25 | |
8 | M・ウェーバー | レッドブル | 1:43.243 | 19 | |
9 | F・アロンソ | ルノー | 1:43.345 | 18 | |
10 | K・ライコネン | フェラーリ | 1:43.384 | 23 | |
11 | S・ブエミ | トロロッソ | 1:43.389 | 30 | |
12 | R・クビサ | BMW | 1:43.419 | 20 | |
13 | J・アルグエルスアリ | トロロッソ | 1:43.637 | 30 | |
14 | N・ロズベルグ | ウィリアムズ | 1:43.746 | 22 | |
15 | N・ハイドフェルド | BMW | 1:44.040 | 23 | |
16 | G・フィジケラ | フォースインディア | 1:44.126 | 17 | |
17 | R・グロージャン | ルノー | 1:44.356 | 23 | |
18 | J・トゥルーリ | トヨタ | 1:44.638 | 26 | |
19 | T・グロック | トヨタ | 1:44.732 | 28 | |
20 | L・バドエル | フェラーリ | 1:45.840 | 25 |
2回目
Pos. | ドライバー | コンストラクターズ | Tyres | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | F・アロンソ | ルノー | 1:39.404 | 33 | |
2 | J・バトン | ブラウンGP | 1:40.178 | 33 | |
3 | R・バリチェロ | ブラウンGP | 1:40.209 | 34 | |
4 | N・ロズベルグ | ウィリアムズ | 1:40.385 | 39 | |
5 | 中嶋 一貴 | ウィリアムズ | 1:40.503 | 35 | |
6 | A・スーティル | フォースインディア | 1:40.596 | 23 | |
7 | R・クビサ | BMW | 1:40.643 | 34 | |
8 | G・フィジケラ | フォースインディア | 1:40.681 | 31 | |
9 | S・ヴェッテル | レッドブル | 1:40.723 | 33 | |
10 | H・コヴァライネン | マクラーレン | 1:40.738 | 31 | |
11 | K・ライコネン | フェラーリ | 1:40.739 | 39 | |
12 | J・トゥルーリ | トヨタ | 1:40.770 | 32 | |
13 | R・グロージャン | ルノー | 1:40.787 | 35 | |
14 | M・ウェーバー | レッドブル | 1:40.956 | 37 | |
15 | T・グロック | トヨタ | 1:40.985 | 30 | |
16 | S・ブエミ | トロロッソ | 1:41.156 | 34 | |
17 | N・ハイドフェルド | BMW | 1:41.350 | 29 | |
18 | L・バドエル | フェラーリ | 1:42.017 | 37 | |
19 | J・アルグエルスアリ | トロロッソ | 1:42.089 | 34 | |
20 | L・ハミルトン | マクラーレン | 1:43.214 | 3 |
1回目は復活を賭けてブラウンGPのバリチェロが、2回目はホームレースのアロンソがトップタイムをたたき出しました。
両者のみならず、マクラーレンやブラウンGP、フォースインディア勢が勢いに乗っています。さらに今戦に備えてシミュレーターで相当練習を積んだ中嶋も好タイムを出しています。
ピケに代わって出走するグロージャンはまずまずのタイム、そして注目のパドエルは1回目20番手、2回目は18番手と振るわず。テスト・ドライバーを続けてきたつけがあったのか、実践になれないという感じも見受けられます。
さてPP予想といきましょう。
本命:バリチェロ
対抗:ヴェッテル
要注意:ハミルトン、バトン
今年の2強が強いかと。
コメント
F1 ヨーロッパGP フリー走行
3週間の夏休み後のヨーロッパGP、ブラウンGPが調子を取り戻したようである。レッドブルが今一歩の出だしである。