結果は以下の通り(GPUpdate.netより)
Pos. | ドライバー | コンストラクターズ | Tyres | Time | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | L・ハミルトン | マクラーレン | 1:56:06.337 | |||
2 | T・グロック | トヨタ | + 9.634 | |||
3 | F・アロンソ | ルノー | + 16.624 | |||
4 | S・ヴェッテル | レッドブル | + 20.261 | |||
5 | J・バトン | ブラウンGP | + 30.015 | |||
6 | R・バリチェロ | ブラウンGP | + 31.858 | |||
7 | H・コヴァライネン | マクラーレン | + 36.157 | |||
8 | R・クビサ | BMW | + 55.054 | |||
9 | 中嶋 一貴 | ウィリアムズ | + 56.054 | |||
10 | K・ライコネン | フェラーリ | + 58.892 | |||
11 | N・ロズベルグ | ウィリアムズ | + 59.777 | |||
12 | J・トゥルーリ | トヨタ | + 1:13.009 | |||
13 | G・フィジケラ | フェラーリ | + 1:19.890 | |||
14 | V・リウッツィ | フォースインディア | + 1:33.502 | |||
Did not finish | ||||||
15 | J・アルグエルスアリ | トロロッソ | + 14 laps | |||
16 | S・ブエミ | トロロッソ | + 14 laps | |||
17 | M・ウェーバー | レッドブル | + 16 laps | |||
18 | A・スーティル | フォースインディア | + 38 laps | |||
19 | N・ハイドフェルド | BMW | + 42 laps | |||
20 | R・グロージャン | ルノー | + 58 laps |
ハミルトンは様々なレースで強い力を発揮するのですが、とりわけこういった波乱のレースでポールをとり、荒れたレースを尻目に淡々とレースを制すということを考えると、荒れたレースであればある程、強さを発揮すると思います。
すでにチャンピオンの可能性はなくなりましたが、ディフェんデングチャンピオンの意地を見せた今季2勝目でした。
最近パッとした活躍がなかったトヨタ勢も、息を吹き返した表彰台獲得となりました。自薦はいよいよ日本グランプリ、凱旋レースを前にグロックが花を添えました。
前回覇者のアロンソも意地の表彰台獲得。タイトルスポンサーを失いましたがそれをもろともしない強さを見せつけました。
ブラウン勢はバトンが5位、バリチェロが6位フィニッシュ。ポイントランキングも、
1. J・バトン 84
2. R・バリチェロ 69
3. S・ヴェッテル 59
4. M・ウェーバー 51.5
と15点差に広がりました。単純に考えるとチャンピオンの可能性があるのは3位のヴェッテルまでチャンスがあるといいますが、ブラウンGP2人の戦いとなるでしょう。早ければ次戦日本GPでバトンがバリチェロに対し5ポイント以上つけたらチャンピオン確定となります。
日本GPでチャンピオン確定という様相ですが、私の勘ではブラジルまでもつれるのではないかと。2005年以降ずっとチャンピオンが決まったところですから(そんなこと言ってたら日本GPだって何度もチャンピオン確定となったレースがありましたって言われますね)。
中嶋はなかなか初ポイントに届きません。次戦は日本GP。ここでポイント獲得といきたいところですが…。
最後にもう一つ、BMWのハイドフェルドがリタイアに伴い、連続完走記録が41でストップしました。41戦リタイアすることなく完走をするのはミスをしない以外にも、マシンにも気を使わなければいけないためなかなか達成できない金字塔を打ち立てたといったもいいのではないでしょうか。
次戦は1週間後、日本・鈴鹿!!