結果は以下の通り。(GPUpdate.netより)
Pos. | ドライバー | コンストラクターズ | Tyres | Time | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | S・ヴェッテル | レッドブル | 1:28:20.443 | |||
2 | J・トゥルーリ | トヨタ | + 4.877 | |||
3 | L・ハミルトン | マクラーレン | + 6.472 | |||
4 | K・ライコネン | フェラーリ | + 7.940 | |||
5 | N・ロズベルグ | ウィリアムズ | + 8.793 | |||
6 | N・ハイドフェルド | BMW | + 9.509 | |||
7 | R・バリチェロ | ブラウンGP | + 10.641 | |||
8 | J・バトン | ブラウンGP | + 11.474 | |||
9 | R・クビサ | BMW | + 11.777 | |||
10 | F・アロンソ | ルノー | + 13.065 | |||
11 | H・コヴァライネン | マクラーレン | + 13.735 | |||
12 | G・フィジケラ | フェラーリ | + 14.596 | |||
13 | A・スーティル | フォースインディア | + 14.959 | |||
14 | V・リウッツィ | フォースインディア | + 15.734 | |||
15 | 中嶋 一貴 | ウィリアムズ | + 18.973 | |||
16 | R・グロージャン | ルノー | + 1 laps | |||
17 | M・ウェーバー | レッドブル | + 2 laps | |||
Did not finish | ||||||
18 | J・アルグエルスアリ | トロロッソ | + 10 laps | |||
19 | S・ブエミ | トロロッソ | + 42 laps |
ヴェッテルの完全勝利と言わんばかりのレースでしたが、最後の最後まで分からない展開は鈴鹿で見せてくれたともいえます。
予選とは違って結構淡々としたレースでしたが、後半にはトヨタのトゥルーリが魅せ、アルグエルスアリのクラッシュによって最終版レースが分からなくなる事態となりました。しかし冷静に対処したヴェッテルは見事でした。
スタートでハミルトンに抜かれたトゥルーリも2回目のピットストップで抜き返し2位を守りました。SC後はKERSを持っているハミルトンが脅威かと思われ、さらに周回遅れのグロージャンのいる中で2位を死守。ヴェッテルも抜けると思ったのですが、速さではヴェッテルの方が上でした。しかし日本GPで出走できなかったグロック、そしてホームグランプリとなるトヨタにささげる2位。見事でした。
チャンピオン争いのバトンとバリチェロは黄旗無視のペナルティにより、両者とも5グリッド降格からのスタート。しかしポイント獲得にまで持ってい来ましたが、バトンのチャンピオン確定とまではいきませんでした。ちなみにコンストラクターズ争いもバリチェロがもう1点追加していたら決まっていたのですが…、日本GP終了時には35.5ポイント差。次戦のブラジルGPに持ち越しとなりました。
中嶋は予選後の重量から1ストップ作戦でポイント獲得を狙っていましたが、チームメートに塞がれ、トロロッソのリウッツィに抜かれといい所なく15位。レースシートがなくなるのも現実味を帯びてきただけにポイント獲得しなければならなかったのですが、痛恨のノーポイントでした。
もう一つ注目なのがウェーバー、予選未出走でピットスタート、決勝では5回もピットストップしていいところなしと思われたのですが、最終版の50週目にファステストラップを叩き出しました。いいところなしでは終わらせたくない男の意地を見せつけたような気がします。
次戦は2週間後!ブラジル・サンパウロ!!