2009年年末恒例企画 vol.6 「F1レース」ランキング

いよいよランキングもファイナル。最後は長年やってきたF1レースのランキングです。今シーズンは既存のフェラーリ・マクラーレンの対決かと思いきや、初戦から波乱の連続でした。

今回は17戦中、もっとも印象に残った3戦を選びました。

ではいってみましょう!

第3位「ベルギーGP

ライコネンが優勝し、フェラーリは1994年から毎年勝利をしている記録が続いたことにあります。今年はブラウンGP・レッドブルの台頭により、16年ぶりに未勝利ということになりかねないと脳裏をよぎったのですが、それがなくなったということでほっとしたレースとなりました。

第2位「日本GP

3年ぶりの鈴鹿ですが、ディフェンディングチャンピオンのハミルトンをはじめ何人かのドライバーが初鈴鹿ということでしたが、同じ初鈴鹿のヴェッテルが見事にポール・トゥ・ウィンを達成しました。

レースもさることながら予選では、波乱の連続でとうとう地上波の放送枠ではおさまらないほどでした。

それだけ難しいコースであり、魅力的であるということを窺わせるレースでした。

第1位「オーストラリアGP

なんといっても衝撃的なシーズンの始まりを1位にしないわけにはいきません。シーズンオフの時にホンダが撤退し、これからどうなるのかというときに、様々な戦略でもってミハエルをチャンピオンに導いたロズ・ブラウンが立ち上がり、「ブラウンGP」をつくりました。

前々からずっとマシンの開発を行ってきており、今年は強いだろうという予想はあったのですが、ふたを開けてみたら予想を遙かに上回る活躍でした。

それから8戦7勝を達成し、後半でもコンスタントにポイントを稼いだためあと1戦を残してデビュー年でチャンピオンという快挙を達成しました。

その序章となったのが、このレースでした。私は時間の合間を縫いながらワンセグをみていましたが、衝撃的でした。波乱というよりも、新時代が一気に押し寄せた感じでした。

来シーズンはミハエルの復帰、アロンソ・マッサのフェラーリ、チャンピオンコンビのマクラーレン、可夢偉の活躍など、どうなるのか楽しみです。

2010年シーズン第1戦は3月14日、バーレーンGPで開幕いたします!!

今年も「蔵前トラックⅡ」を閲覧いただきまして、本当にありがとうございます。F1や書評を中心にやってきましたわけですが、これほど多くの方々に閲覧され、コメントされ、TBされているということは私としても大きな励みになります。

来年は新たな企画も計画中ですが、いろいろな書評、そしてすばらしいF1レースをあげていきたいと思いますので、ご期待いただきますようよろしくお願い申しあげます。