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2010年3月18日

ホモ・ファーベル―西欧文明における労働観の歴史

先日、厚生省で勤務時間が減少をしたというニュースがあった。景気とともに減少を続けているという。これはゆゆしきことなのか、喜ばしきことなのかというのは判断する当人の自由であるが、「平均残業時間」の統計をニュースで発表する所はどこかしらか日本らしい印象を持つ。元々西洋では「労働」について「悪」という印象を持っている。これは宗教による理由もあるが、労働はしたくもないのにやる「苦行」ということからきている […]