波乱のオーストラリアGPから1週間、そうこうしている間にマレーシアGPがやってまいりました。前戦では雨とサーキット特有の滑りやすいコースのために大波乱のレースとなりました。
マレーシアも昨年はスコールに見舞われ、途中で赤旗となりレースが終了し、ポイント獲得も1991年以来のハーフポイントとなったことでも有名です。そうでなくとも赤道地帯であるだけに、暑さは半端ではなく、さらに昨年もあったようなスコールも起こるので油断ならないコースと言えます(今週末はスコールの予報も出ているほど)。
さてフリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)
1回目
2回目
ハミルトンが2回ともトップタイムをマークいたしました。今回はどちらもドライセッションであり、それほど暑くない(とはいっても午後は32℃にまでなっているので暑いと言えば暑いが)中での走行でした。
ハミルトンもさることながらメルセデスのロズベルグも1回目2位、2回目3位と好調です。
開幕2戦連続PPを獲得していながら、いまだに表彰台にすら立っていないヴェッテルは2回目2位。コチラも調子は上々です。ただチームメートのウェバーがトラブルにより途中でセッションが終わってしまったことを考えると、レッドブルは速さに強みはあるものの、信頼性がネックになっているようです。
さてPP予想と行きましょう!
本命:ヴェッテル
対抗:ハミルトン
要注意:ロズベルグ、バトン
なんだかんだいってもヴェッテルが3戦連続PPをやってのけるのではないかと思います。そしてフロントローにはハミルトン、その次にはバトンかロズベルグといった様相になるかもしれません。
しかしフリー走行で見たところでの予想です。雨の予報がある以上、波乱の予選・決勝になる可能性は大いにあります。