結果は以下の通り。(F1通信より)
今シーズン4戦終わったわけですが、今戦ほど見せ場の多かったレースはなかったといっても良いかもしれません。
その中でマクラーレンが1-2フィニッシュで、バトンが今季2勝目を獲得しました。レッドブルもマクラーレンも速さはありましたが、勝因・敗因となったのはタイヤでした。
雨が降りながらも、小雨が続いた中で頻繁にピットストップが相次ぎ、トップを含め順位が目まぐるしく変わったレースでした。
その中でまさに「ギャンブル」ともいわれるような戦いがレース場でもピット上でもありました。(特にヴェッテルとハミルトンの戦いは凄かった…)
また雨ということあってマシンの挙動に四苦八苦したドライバーも多く、ハミルトン、ミハエルを中心にチャンピオン同士のオーバーテイク争いも頻繁に見られました。
その波乱の中でバトンは中盤以降トップを守りきりそのまま今季2勝目でした。雨と波乱というと2006年のハンガロリンクの初優勝もありますが、その時は14番手からコース上、そしてタイヤ戦略でもって逆転優勝をもぎ取りました。目まぐるしく変わる天候に強いという印象を植え付けさせたレースと感じました。
ミハエルがオーバーテイクされるシーンは印象づけられますね。世代交代が顕著に表れたように思えますが、7度のワールドチャンピオンの意地を見せたといっていいでしょうか、バトルでも必死に食い下がっていました。
可夢偉は今回は多重クラッシュに巻き込まれリタイア。マシンの戦闘力や信頼性と言い、多重クラッシュに巻き込まれるといい、何やらとり憑かれているように思えてなりません。次戦はいよいよヨーロッパラウンド、長いトンネルから脱する方法を、3週間の中で見つける他ありません。
次戦は3週間後、スペイン・バルセロナ!!